「5秒の初動」を習慣にする
最新の脳科学で学んだ。
電動自転車の電源ボタンを押しても、自転車は前に進まない。
ペダルを踏み込んで初めて車体は動き出す。
ガソリンエンジン自動車の場合、最初は電気で無理矢理ピストンを動かし、動き始めることで、エンジンに持続的にガソリンと空気の混合気が持続的に吸い込まれ、結果、エンジンは動き続く。
「やる気」を出しても、なかなか動けない。
動くことで、脳が、「ご主人さまはやる気がある」と思って、「やる気のガソリン」を脳に送り込み始め、結果、「出来た」となる。
掃除、面倒くさいなあと思っていても、掃除機を持ち出し電源をONにし、始めてみると、「あれっ」っと自分で驚く位に徹底的にしてしまったという経験、お持ちでないですか?
「やりたくない」というのが本能。
その本能的な感情の脳(大脳辺縁系)の活動を超える理性の脳(前頭葉)が働き出すまで、5、6秒かかる。
だから「5秒の初動」が大事。
「やる気がないから動けないのではない、
動かないからやる気が出ないのだ」(臥龍)