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第2話 これはまさに「出会いもの」

北村森の「今月のヒット商品」

日本料理の世界に「出会いもの」という言葉がありますね。旬が同じで、料理するときに一緒に合わせると、相性が抜群となる食材を指します。たとえば棒鱈と海老芋、鰤と大根といった具合に……。
今回取り上げる新商品は、口にするものではないのですけれども、私の頭の中に「出会いもの」という言葉が浮かびました。まずは商品の画像をご覧ください。
 
mori02_01.jpg
 
50代以上の方なら、すぐにピンとくるはずですよね。あのウルトラセブンの劇中で使われた、有名な小道具です。ウルトラアイ。モロボシ・ダンが変身する場面で、これを目にかざし、「デュワッ!」という声とともにウルトラセブンに変わるという、あれです。
いったい、それがどうした? この商品、ただ単にウルトラアイを再現した商品ではありません。じゃあ、何なのか?
 
mori02_02.jpg
 
老眼鏡なんです。このウルトラアイには、老眼向けレンズが収まっています。度数は、+1.0、+1.5、+2.5から選択できます。
商品名は「ウルトラセブン ウルトラアイシニアグラス」で、9月19日までの期間、円谷プロ公式オンラインショップと、プレミアムバンダイで予約を受け付けています。販売価格は6000円(税別)。手許に届くのは来年1月以降と、ちょっと先になりますが……。なお、予約申し込みした人にはストラップも付くという特典があります。
 
mori02_03.jpg
 
実は昨年にもウルトラアイの形状を模した老眼鏡が発売されましたが、それには左右にツルが備わっています。一般的なメガネに限りなく近い商品で、端から見れば、「言われると、確かにウルトラアイのようなフレームだね」という感じでした。
今回のは違います。ちゃんとツルなし。つまり、モロボシ・ダンがそうしていたように片手でかざして使うスタイルです。しかもこれは老眼鏡ですから、単なるウルトラアイ再現玩具とは、実用度がハナから違う。
私、実物を試用してみて、ちょっと唸りました。ウルトラアイって、こんなにも老眼鏡に向いている形状だったのか、というふうに。見づらい文字があったときなど、さっと使うのにちょうどいいんです。
それともうひとつ。老眼鏡って、仕方なく使う性質の商品です。しかし、このシニアグラスなら、洒落っ気を含め、堂々と使えそう。ここがまた、ポイントでしょう。
 
今年は「ウルトラセブン」の放送開始50年です。当時、テレビに食いついていた子どもは、今や老眼鏡を手放せない年代。で、ウルトラアイと老眼向けのレンズを合わせてみたら……これを出会いものと言わず、なんと言うか、という話なわけです。

 

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