先日、二代目社長として赤字会社を見事再建し、高収益のグループ4社を三代目に引き継いだ、A社長(大阪)と夕食をご一緒させていただいた。
特に、再建後、会社を強く大きくするために、分社経営(独立採算制)の手法を採った際に、分社長(子会社社長)の登用に成功もし、また大失敗もした事を教わった。
その体験から「取締役にしていい人」「絶対、取締役にしてはいけない人」の区別を候補者に目星をつけ、課長・部長の時からずっと観察し続けなければならないと。
すべての着眼ポイントを酒席で教わったわけではないが
・酒の飲まれ方
・小さな約束(口約束)のはたし方
・家族のマネジメントの仕方
・社長への報告のタイミングと要領
・社長が在社時と不在の時の仕事の仕方の違い
・始業時と退社時の姿勢
・そして、お金のケジメ・・・
まだ沢山あるのだろうが、なかなか覚えられないのは悲しい限りだ。
過去の実績だけでは、絶対に人材的にも金銭的にも大穴をあける可能性があるとの事だ。
もっと詳しく教わったら、改めてご報告しますが、社長自身の見方を是非つくって欲しい。