若者を中心に文章よりも動画が好まれる時代。最近は「記事を読むよりYouTube」の方も多いことでしょう。
企業関連で動画の活用例としては、製品の取扱説明書。完成度によりますが、文章よりも、動画の方が分かり易くできる可能性があります。少なくともユーザーがとっつき易く感じるのは確かでしょう。同様に企業のPRも様変わりしました。CMなど大がかりなものに加え、日々の何気ない風景をSNSで気軽に発信するスタイルはすっかり定着した感があります。
ほかにも、社内マニュアルは書類から動画に、セミナーは会場集合からネット配信のウェビナーにと、日常業務の中で、社員や担当者が動画を自主製作する流れは今後も続きそうです。
こうした時代背景を察してか、Ankerから新世代とも言える画期的なマイク「AnkerWork M650」が登場しました。ワイヤレスマイクとレシーバーがセットになった製品で、端的には、話者にワイヤレスマイクを取り付け、映像を撮影するスマホやカメラにその音声を簡単かつクリアに録音できるというものです。ユーチューバーにうって付けの製品と言えますが、高品位で企業としても利用価値は大いにあります。
最大のメリットは、マイクが話者の近くにあるので、「声」を鮮明に録音できこと。スマホやカメラに内蔵のマイクを利用すると、話者と距離が離れた場合、「声」が小さくなると共に、室内では反響音を拾って不鮮明になったり、屋外では周囲の雑音が入って聞き取り辛くなるのを、「AnkerWork M650」があれば解決してくれるという訳です。
「AnkerWork M650」は、専用のレシーバー(音声を受信する装置)がセットになっているので、通信に関する設定が不要。また、レシーバーはスマホやパソコンとUSBで簡単に接続できるのもポイント。専門家を必要とせず、業務担当者自身が質の高いコンテンツを製作できることで、業務の効率化に繋がるはずです。
実際に製品を試用してみましたが、マイクの収録音質はスマホ内蔵マイクよりも遥かに上。スマホの内蔵マイクも高音質な場合がありますが、話者と距離が離れると、部屋の反響音がエコーのように録音され、「声」が不鮮明になり、結果、内容も聞き取り辛くなってしまいますので、マイクを話者に取り付けるのは最善です。
また、「AnkerWork M650」の無線通信距離は最大200mと長く、オフィス、スタジオそして屋外でも安定した音声品質を確保可能。ほか、マイクが2個セットになっているので、セミナーやインタビューなど、対話方式の撮影にも適します。
このように「AnkerWork M650」は新世代のマイクシステムと言え、価格も約3万5千円とリーズナブルなのもポイント。背景には技術の進歩があり、「AnkerWork M650」は最新の低遅延で高音質なLC3plusコーデックが活かされています。
この記事をここまで書いてきて感じるのは、「動画だったらもっと分かり易いだろう」、という事。
Ankerは製品特長をYouTube動画で紹介していますので、併せてご参考にしていただければと思います。
Anker公式「AnkerWork M650 Wireless Microphone」| ワイヤレスマイク:https://youtu.be/KLf2qz0FUlU
【AnkerWork M650 製品公式ページ】
https://www.ankerjapan.com/collections/anker-work/products/a3320