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第十九話 面白い仕事を一緒にやろう(ライフビジネスウェザー)

社長の口ぐせ経営哲学

気象予報が商売になる時代である。
気候の変化が人体や商売に大きく影響することはよく知られていることである。
その気象情報を駆使する情報ビジネスそのものがますます高精度化、多様・複雑化して、注目を集め始めている。
そういう中でひときわ脚光を浴びているのが株式会社ライフビジネスウェザーである。


もともと気象予報は防災予防の狙いとして主力だったが、株式会社ライフビジネスウェザーはビジネスや
健康との関連情報、役に立つ価値ある情報として、気 象情報を提供するという分野に力を入れ始めた。
新しい形の生活密着型の気象ビジネス情報提供会社である。
気候の変化が人の嗜好や考え方にも影響を及ぼしているということである。


同社の石川勝敏社長(64)は流通の大手企業を経て、営業や経営の企画畑の仕事に携わっていた。
「地球のリアルタイムの画像が見られる」という、好奇心とやじ馬精神がキッカケで気象ビジネスの世界に飛び込んだのが
14年前である。「気象なんて売り物になら ない」といわれていたが、これからは気象ビジネスの市場は伸びると判断し、
8年前に気象ビジネスの会社を起こし、以来着実に業績を伸ばし続けている。


石川社長は性格が研究肌の人、消費者に密着した気象情報という視点を持ち続けマーケティング手法も取り入れている。
既によく知られていることだが、 POSデータと気象条件との相関関係が、
どういう時に何が売れるのか、という仕入れの見極めに役に立っている。
だから、真夏日(30℃)から気温が下が り、最高気温が27度を下回る頃から、おでんが売れ始めるという結果がある。


「気象ビジネスに関わるようになって、人間の身体はメカニックに動いている、と感じています。
気候が身体に微妙に影響するので、対応策情報として使えば 非常に有効な情報です。
消費と気候、そして身体との相関関係を研究、追及し続けています」(石川社長)


気象が身体に及ぼす影響の度合い、気象によって心が変わる、気象によって商品の売れ行きに変化が出る、
など生活に密着した気象情報が、最近、特に注目を 集めている。
学問の世界でも「生気象学」、つまり、生体に及ぼす気象の影響を研究する学問が徐々に認知を高めているという。


石川社長は契約社員も含めた40人の社員に対して
「いい仲間と楽しく、面白い仕事を一緒にやろう」「顧 客、周りの人、すべてに気配りのできる人」
と常に呼びかけている。

気象ビジネスはこれからますます高精度化、
多様化した付加価値のある情報ビジネ スとしてクローズアップされてくるに違いない。
気象ビジネスは予測する、という未知の分野を決定づける魅力のある商売だけに、同社の動きには目が離せな い。



                                                             上妻英夫

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