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マネジメント

第七十話 「真似をしないこと」(カーメイト)

社長の口ぐせ経営哲学

成熟したモータリゼーションは、いよいよ次世代で大きく変わろうとしている。
車に関連した企業にとって、日進月歩の変化に企業の対応が迫られているというのが現実である。
中でも、「CREATE」の理念を掲げて、安全で豊かなカーライフの創造を目指している株式会社カーメイトは現状打破しながら成長を続けている。


カー用品の製造・販売を手がける同社は1965年の創業。創業の際、衝突時のむち打ち症を防ぐ製品「ヘッドレスト」を発売
以来、カー用品全般の商品を開発 し、販売する大手メーカーである。製品開発の種類は多数で、車用キャリア、チャイルド
シート、非金属製タイヤチェーン、リモコンエンジンスターター、カー セキュリティー、洗車用品、H.I.Dバルブ、芳香剤などの
車用品から、フィッシング、スノーボード、ポータブルトイレなどのレジャー関連用品まで幅広 く、商品を世に送り出している。


同社は常にチャレンジ精神による取り組みで、最新のITを活用した手法とノウハウを積極的に取り入れている。
「クリエイト」を理念にして、「エキサイティ ング(わくわくする)」、「アミュージング(楽しむ)」、「ユースフル(役に立つ)」、
「マイフェバリッツ(私のお気に入りの)」の四つのカーライフ創り のテーマを掲げている。


成熟したクルマ文化の時代を迎えているだけに、消費者にとって本当に役に立つ商品開発に一番力を入れている。
次々にアイデア商品、話題の商品作りを手がけ ている。「GIGA」「INNO」「RAZO」「エールベベ」など、15ブランドの
商品を展開している。機能性、性能、利便性、楽しさを提供する企業とし て注目を集めている。


同社の村田隆昭代表取締役会長兼社長は全社員に対して、「お金を使う前に、まず知恵を使う」ことを提案している。
商品開発はもちろんのこと、全部門に対して、現場から知恵を出すことを第一義にして陣頭指揮を執っている。
今は“知恵比べ”の時代で、厳しい世の中であればあるほど、知恵を出すしかない、という。


商品開発の最大のコンセプトは“独創的、オリジナリティー”である。村田社長は現場のスタッフに、商品作りのコツは
「真似をしないこと」と 檄を飛ばす。消費者の役に立つ商品は“オリジナリティー”の追求の持続の中から生まれるということ
である。大半のドライバーは「カーメイト」の社名、もし くは、同社が開発しているブランド名を知っている。知名度の高い
カー用品のメーカーである。次はどんなアイデア商品が開発されるか、期待したいものであ る。

 

                                                             上妻英夫

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