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- 第51回 資料に添えるひと言で他社と差をつける
こんにちは。草木が青々と生い茂る季節になりました。
今回は「資料に添えるひと言で他社と差をつける」方法を考えてみたいと思います。
コロナ禍、相談会等のイベントを開催することがむずかしくなり、お客様が自社に来てくれなくなりました。
しかし、そんな中でも皆さんの会社の商品やサービスを利用したいお客様はいらっしゃいます。そうしたお客様は、まずインターネットで御社や御社の競合他社のHPを検索し、電話や問合せフォームから資料を取り寄せます。
では、皆さんの会社では、そうした電話やHPから資料請求の問合せを受けたとき、どのような送付状を使って資料を送付していらっしゃるでしょうか。
一般には、下に記載したような、パソコンで作ったごく普通の送付状を利用されていることと想像します。
短くても手書きで気持ちを伝える
しかし、わたしはいつも疑問に思います。
なぜ、ホームページ製作やSNSでの情報発信に膨大なエネルギーを注いでいらっしゃるのに、いざ「資料請求」という高いハードルを越えてきてくれたホットなお客様に対しては、ありふれた送付状で満足してしまうのでしょうか。
上記の送付状に加えて、一筆箋を使って手書きのひと言を添えませんか。
手書きのメッセージを受け取ったとき、その第一印象で「なんだかいい感じ」「うまく言えないけれど、とても気持ちがいい」と感じていただければ、その後の商談をスムーズに進める大きな助けになります。同時に資料請求している競合他社との差別化にもつながるはずです。
一筆箋を使って書く文章はほんの2~3行で十分です。その際、「パンフレットをお送りします」のような事務的なひと言を書く必要はありません。それよりも人間味のある、気持ちが伝わるひと言を添えましょう。
具体的には、
1.ご縁をいただいた感謝の言葉
2.お客様の力になりたいという気持ちが伝わるひと言
3.お客様のお悩みが晴れるよう願うひと言
4.お客様の健康や幸せを願うひと言
5.次の商談につなげるひと言 など
書く言葉はすべてのお客様に対して同じものでかまいません。
いったん書く言葉を決めてしまえば、その後ずっと使い続けられます。慣れてきたら、そのつどアレンジすればいいのです。書き慣れていく段階で、自然と、その自分ならではのアレンジ法が身に付きます。
下にサンプルを掲載します。
手書きは決して難しくありません。気負わずに書きましょう!