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マーケティング

第9回 MIPがもたらす「13の経営メリット」その5

ロングセラーの玉手箱

 先回に続き、MIP商品をもつことの経営における13のメリットを挙げてみましょう。今回は11からの説明です。
 
 ⑪強力なブランドがもてる
 
 ある市場の代表的なブランドは、その市場を初めて創造したブランドであることが多いものです。ブランドとは、そのカテゴリーの代表的な存在であり、強いブランドとは、カテゴリーの代表度合いが高いブランドのことです。
 
 つまり、強力なブランドを手にする近道は、MIP商品によって新カテゴリー市場を創造することです。MIP商品は、「こんなことができる商品が欲しい」と渇望していた人々に、最初にベネフィット(効用)を与えた商品なので、そのときの悦びを直接連想させる唯一のブランドになりやすいからです。  
 
 ⑫世界初のMIP商品は世界市場でシェア№1になれる
 
 MIP商品は、その市場規模が日本だけでは小さくても、世界初のMIP商品であれば、世界中の同じニーズをもつ人々のいるどこの国でも受容されます。
 
 たとえば「味の素」、「カップヌードル」、日東電工の「逆浸透膜」、「サインペン」などのように、世界市場でシェア№1の会社になれる可能性が高いのです。
 
 ⑬地球資源のロスが軽減できる
 
 「優良少子化戦略」の結果、むだな商品開発が減り、結果として、地球資源のロスを大幅に軽減することにつながります。また売れ残りの処分等の後処理を考えると、環境汚染の軽減にもつながります。事業の継続性という視点から、経営者として忘れてはならない重要なテーマです。
 

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