会員の多田さんが横浜地下街にラーメン屋をオープンしたので、早速、行ってきました。
「エキニア横浜」のB1F、『有隣堂』のとなりに店はあります。
まずはHP( https://gonenshokudo.com/から・・
横浜を中心とした生産者と繋がり、地産地消の一杯をご提供いたします。化学調味料に頼らず出汁の旨味を際立たせたスープ、人気製麺所の細麺、自家製チャーシューなど、ラーメン好きを虜にする要素が満載◎自慢の一杯を是非ご堪能ください。
まだ、オープンして落ち着かないようで12時くらいから14時の営業だそうです。
せっかくですし、「無化調ラーメン」なので、ラーメンとつけ麺の両方を食べようと思います。
まずはラーメンから・・
スープは鳥がらがベースで、「無化調」のため舌感塩度を下げていないため、先味で塩味を感じます。塩味は煮干しの香りとともにという印象。
しかし、この塩加減が意外とよく、軽く茹でた全粒粉の細麺と相性がよい。
麺は京都の『麺屋 棣鄂(めんやていがく)』の国産小麦100%の全粒粉の細麺。
「ふすま」を一緒にひいた麺は、軽く茹でていて、食感のある状態です。
麺を噛みしめる香りはじわじわと香りが来ます。
繊細ですね。
※ふすま
コムギの胚乳(はいにゅう)部が小麦粉として利用され、残りの外皮(種皮と糊粉(こふん)層)、胚芽のうち、胚芽を取り除いた部分がふすまとよばれる。 製粉時のふすま量はコムギの約20~25%である。 成分としてはタンパク質、脂肪、食物繊維、鉄・カリウムなどのミネラル、ビタミンが比較的多く、栄養価値がある。
出典: 「コトバンク」
https://kotobank.jp/word/%E3%81%B5%E3%81%99%E3%81%BE-865759
麺を食べた後、赤タマネギと一緒にスープをすすると煮干しの香りが出てくる。
ちなみに、芒種のころは煮干しの新ものが出て入れかわる時期で、店主も苦労する時期だと思うが、そういう意味で本日は良かったのだと思う。
食べ込むと口の中でいろいろ味わいの顔がある。
個人的には好きなラーメン。
続いて、昆布水をかけて、つけ麺が到着。
この昆布水がかかった先ほどと同じ麺をスープにくぐらせていただく。
やや強いアセゾネ。
食べていくと、昆布水で伸ばされ表情が変わります。
叉焼63度30分で調理しているそうだ。
個人的に叉焼の火入れはしっかりしたほうが好みだが、この昆布水がかかったロゼの叉焼をスープに入れる味わいがかわります。
面白いのは替え玉です。
さらに軽く茹でた麺を噛み込むと、ふすまに内在する小麦の甘さがふわふわと出てくるのです。
面白い。
私はこのラーメンは好みだが、「家系」が強い横浜で、ミシュラン系の「無化調ラーメン」がどれだけ受け入れられるか、楽しみである。
オープンしたばかりでいろいろ問題があるとは思いますので、ご容赦ください。
伍年食堂
〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸1丁目1−8 エキニア横浜 B1F
HP: https://gonenshokudo.com/