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社長業

Vol.130 「輝く未来をつくる時間」

作間信司の経営無形庵(けいえいむぎょうあん)

 先週2月13日(金)に、東京ビッグサイト「スーパーマーケットショー」に行ってきた。関与先の企業が、最新機器(厨房関連)を展示して本格商談に打って出るためのイベントである。

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  世界初の水循環式フライヤーの展示
  (株)マーメイド
 
 最終3日目であるにもかかわらず多くの方に見て体験していただけ、実際の受注やデモ約束をいただくことができ成果は上々であった。
 
 あれだけ広い会場だから全部を廻ったわけではないが、人が集まっているところと閑散としているところがハッキリ分かれている。展示会に行けば当たり前だが、やはり新提案、新商品、新サービスなど、みんな新しい商材を探している。
 
 こんな閉塞経済だから探している側も、高付加価値のものや生産性アップ、コストダウンにつながるものが何かないかと真剣そのものだ。長野のT社では、昨年末にやはり東京の展示会で見つけた空気触媒方式の消臭、防カビ、抗菌サービスを実験し、この4月から市場に本格投入する。
 
 現在、社内で新サービス導入プロジェクトチームが若手を中心に結成され発売準備に追われている。こちらもデモ販では、上々の評判で引き合いも入り始めている。
 
 リフォーム業をやっておられたF社も、独特の高専賃ビジネスモデルを考え出し、徐々にではあるが部屋数を増やしている。社長曰く、リフォームだけであればこの不動産不況で正月は越せなかったかもしれないと。
 
 多くの業界で、「昨年後半から潮目が変わった!」といわれているが、社長は評論している暇なんかない。次を考え探し、開発しておかなければ資金の燃焼時間を延ばしておくしか打つ手がなくなってしまう。
 
 今ちょうどY社長はドイツに到着した頃だろう。数年前からハノーバーの展示会で仲良くなったメーカーに訪問し、お客様の難問を解決できそうな機械を探しに行っている。
 
 ユーロは安くなったし、世界不況で中古の機械も帰ってきている。買い場としてはいいタイミングである。商社任せではお客様の細かい注文や現場の状況はわからないし相手にも伝えられない。
 
 今年も早くも一ヶ月半が過ぎてしまった。我社の「新」を作り出すために、またお客様の「新ニーズ」を見つけるために、どれだけの時間とコストと意識を投じただろうか?
 
 会社の将来は極論すれば、すべて「新」にかかっている。社長の専任事項であることは誰でも知っているが、計画をたてて時間を割いている人は少ない。
 
(2009年2月17日配信)

 

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