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社長業

Vol.18 事業の後継が完了する時

作間信司の経営無形庵(けいえいむぎょうあん)

 親しい息子さんが10月に父親から、三代目のバトンを託された。今、日本中で続々である。
 
 ただ多くの後継社長は、なかなか自分の経営が出来ないことでイライラもしている。実際、様々なケースを見聞すると3局面で事業後継が完了している。
 
  1.主要なお客様、取引先が新しくなる。
  2.新商品、新事業が収益の中核をなす。
  3.自分が育てた幹部が組織の中心にすわる。
 
 冷静に現業を分析すると、先代社長が何年もかけて開拓した得意先や商品や幹部に囲まれての出発である。当然、受注事業や見込事業によって、自分の経営をすすめる前に地道に現業を守りつつ新社長自身が開拓した得意先・商品・幹部が中心にすわってこそ、後継完了である。
 特に自分の右腕、左腕は時間がかかるだけに一刻も早い着手が必要である。
 
 あせりは禁物であり、会長への事後報告はもってのほかである。心して当りたい。

 

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