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第21号 「許す人 VS 許さない人」

米国スポーツ・ビジネスに学ぶ心理学

様々な人と話をする機会がある私はこのトピックスに関して圧倒的な違いを感じることが多々あります。

'許す人'Vs'許さない人'

人生を満喫している人とは何も人間関係などで問題が起きていない人達では決してありません。
問題自体は悩んでいる人と同様に起きているのですが、その問題自体の解釈の仕方が非常に上手であることが
分かります。

それに対し多くの人は人生の中でのどうでもよいこと、あるいは自分の人生における価値から考えたら
あまり大事でないことに莫大なエネルギーを費やしてしまう傾向にあります。
特に自分が正しい時、相手に明らかに非があると思われる時は、なお更です。

先日も"松本さん聞いてくださいよ、私の会社の人間でこんな事をする人がいるんですよ。
どう思いますか、信じられますか、自分の若い頃は・・・。"といった具合に説明は延々と続き私との2時間ばかりの
時間のほとんどを他人の悪口に費やしてしまったのです。

当然、何の前向きな話をすることなくミーティングが終わってしまいました。

この方が私にその状況を一生懸命説明いていた時、彼は実際にその嫌な体験をもう一度頭の中で
経験していることになるのです。

どうゆう事でしょう?

顔を真っ赤にして興奮しながら説明してくれた彼の頭の中では確実にその場面をもう一度体験していることに
なるのです。脳の視点から見ると基本的に我々の脳は現実に起きている事と、想像で起きている事の
区別をすることはできません。ですからこの人の様にリアルに過去に起きた嫌な出来事を他人に(上手に?)
説明している時に、脳内では全く同じ体験をしていることになるのです。

それらは感情や不快感などといったことだけでなく実際に体内で起きている現象、心拍数の上昇、呼吸の乱れ、
脈拍の上昇、消化システムの乱れ、免疫力の低下など当時体験した状況を正確に再現してしまうのです。

何と言う事なのでしょう。

基本的にはこの人は被害者であり、他人にその経験をリアルに説明しているだけなのに結果としてこの人は
何度もその嫌な体験をしているのと同じことになるのです。

これは問題が起きても無視をしてよいといっているのではありません。

しかし自分がいかに正しいかを証明しようとするあまり自分が被害者になっては損であるという話です。
我々の人生の価値から考えたらあまりにももったいない時間の使い方です。

ではどうしたら良いのでしょう?
そのコツは許す事です。他人の為でなく自分の為です。

以前私は知り合いの牧師に"もし神がいるのなら、なぜこの世の悪い事をする人達を許すのでしょう?"と
尋ねたことがありました。

すると彼は笑顔で"もし神が、この世の悪い事をした人間を全て許さなかったらあなたは存在できると思いますか?"
と言われてしまいました。

つまり自分が批判したい人間がいたとしても、別の次元の目でみると50歩、100歩という意味でした。

アメリカでビジネスを活き活きと営んでいるオーナー達は例外なくマイナー(どうでもいいこと)に時間もエネルギーも
費やしません。

なぜなら自分の存在の価値を知っているからです。

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