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第28号 「正しいイメージ VS 間違ったイメージ」

米国スポーツ・ビジネスに学ぶ心理学

このイメージに関しては書いても書いても書き足りないほど多くの人が考えているより重要なものです。

我々人間と動物の違いにこの'イメージ力'というものがあります。
このイメージ力、正しく使う事ができればどんな知識や資格を持つより遥かに力になるはずです。

今日、我々の身の回りにあるもの全ては人のイメージ力によって作られました。
我々が毎日使っているコンピューター、電車、車、電気など大きなものから、インスタント食品、携帯電話など
小さなものまで全て元々存在していたのでなく、人のイメージから出来上がってきたものなのです。

つまり我々がイメージする力がなくなったら、新しいものも当然生まれなくなるわけです。
それ程イメージ力とは大切なものなのですが無料で使える資源のせいか、この力の重要性を理解している人は
あまりいません。

この様な話をすると"いやあ、私はあまりイメージとかは湧かないんですよ"という方がいますが、
我々は意識してようが、なかろうが毎日物凄い数のイメージを映像として頭の中で見ています。

人と何処かで待ち合わせをしたり、お昼ご飯を何を食べるか?などを考える時、人は必ずこれらを映像
つまりイメージしているのです。
そしてそのイメージ映像から実際に我々の体の中で様々な反応を起こしているのです。

例えば皆さんが"レモンを半分に切って、かぶりと食べる"というイメージをすれば体の筋肉、呼吸パターン、
体内の消化システムなど様々なものが変化します。
繰り返しますがこれはあくまでもイメージの話です。
イメージの話、つまり実際に起きていないこと(本当にレモンを食べているわけでないので)にも拘らず
人はイメージした時から体の中で反応を起こしてしまうのです。

これこそが"正しいイメージVs間違いなイメージ"を正しく理解する必要があり理由なのです。
もしものイメージでも体が反応するのであれば、日頃我々がどんなイメージを日々しているかが鍵となります。
どのようなイメージをしているかは、どんな情報を自分自身に入れているかで決定します。
では多くの人が一体どの様なイメージを日々行い、どの様な影響を受けているかについては次回号にて説明いたします。

皆さんが日頃無意識に見ているイメージ映像についてご説明いたします。
楽しみにしていてください。

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