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第71号「WBCでのバントの意味とは?」

米国スポーツ・ビジネスに学ぶ心理学

今年のWBCは残念ながら日本が3連覇することなく終わってしまいました。
日本チームの活躍はさておき、とても興味深く思ったニュースはカナダVSメキシコとの試合でした。

ご存知の方も多いと思いますが、この試合は両者が入り乱れる乱闘となったのです。理由は決勝進出の望みをつなぐためにカナダは大量リードをしていたにもかかわらずバントをしたのですが、このバントを気にいらないと感じたメキシコチームが3球連続バッターを狙って投げてデッドボール、そして乱闘となったのです。 

日本人の我々には考えられないような理屈ですが、このニュースを見たときに真っ先に私の知人のメジャーリーグのトレーナーの言葉を思い出しました。

それは私が彼に“日本の野球と海外とは何が一番違う?”と尋ねたところ、日本では得点をとるためには細かい野球をすることを要求される(バントや盗塁など)がメジャーではたとえ確率論的そうであったとしてもバントなどをすると軽蔑される、と言っていました。 

もちろんカナダVSメキシコなのでメジャーリーグではありませんが多くのメジャー選手を輩出している隣国同士としてこの理屈が当てはまっていることは言うまでもありません。

バント=軽蔑?と我々日本人からしたら全く理解できない解釈です。

バントとは自分を犠牲にして仲間を進塁させる、どちらかというと尊き戦略のようなイメージが我々にはあるのですが、このケースではバント=姑息、相手を侮辱、という解釈をするのです。

バント=侮辱するのと、バント=自己犠牲と解釈するのとでは全く同じ出来事であってもまったく違った反応となるわけです。

我々日本人には考えられないようなニュースが日々起こっている世界、そこには当然我々とは違った意味を与える習慣があるからなのです。 

繰り返しますが我々は 出来事に反応しているのでなく、出来事+自分が与えた意味に反応していることを本当に理解できると、納得できない同僚、人間の心も少しは理解できるようになるはずです。

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