東京スカイツリーに隣接する「スカイツリータウン」に、オープン後最初の週末となる5月26日に行って来た。
5月22日のオープン日は朝からあいにくの雨で、せっかく335倍という抽選に当たった人達も景色は残念ながら満喫できなかったようだし、夕方には強風のためエレベーターが止まり、天望回廊に行けない来場者も出たようだが、26日は天気もよく朝早くから400人の行列ができ、最高450mの「天望回廊」(展望台)からの眺めを楽しめたようだ。
隣接する東京スカイツリータウンも、夕方からは入場規制のために長い行列ができていたが、ここには商業施設・東京ソラマチ、すみだ水族館(5、6階)、プラネタリウム「天空」(7階)などがある。
東京スカイツリータウンでは平日の来場者を13万人と予想していたが、5月22日の初日は21.9万人、23日は23.2万人と連日20万人以上の人が訪れ、25日までの平日4日間で86万人、私の行った26日の土曜日までの5日間で113.2万人が来場、スカイツリー展望台も5日間でほぼ定員の約6万人が見学するという大盛況が続いている。
■東京ソラマチ
東京ソラマチは東武・とうきょうスカイツリー駅(ウエストヤード)と、地下鉄半蔵門線・押上(スカイツリー前)駅(イーストヤード)をつなぐ形で、東西400m(延床面積5万2,000m2)に312店舗が入っている大商業施設だが、国内外から訪れる観光客向けの土産店と、地元の住民向け店舗を上手く構成している。
観光客向けの下町風の1階の「ソラマチ商店街」には、墨田区に本社を置く靴の「スコッチグレイン」、江東区亀戸に本店を置く「はせがわ酒店」、4階のお土産物街の「ジャパンスーベニア」には、箸やかんざしなどに加えて「元祖食品サンプル屋」「ステテコ・ドットコム」「戦国屋」「TVキャラクターストア」、国内外の塩600種類以上を扱う「塩屋」などがある。
一方周辺住民向けでは、食品スーパー「北野エース」や湘南・鎌倉野菜を扱う「おおのや」などの生鮮食料品や、かりんとう専門店「日本橋錦豊琳」、人気タルト専門店「キルフェボン」、「豆大福」の老舗和菓子店「岡埜栄泉総本家」などデパ地下風食材、「ユニクロ」「アースミュージック&エコロジー」「ザラ」「プラザ」「ロフト」など駅ビル風ファッション店、雑貨店などが入っている。
飲食店(77店)は500席のフードコートなどがあるカジュアルダイニングゾーン(6、7階)と、オフィス棟上階のスペシャルダイニングゾーン(30、31階)があり、26日には1時間半待ちの行列となった「TOP of TREE」(31階)は、全席からスカイツリーが目の前に眺められるので、デートコースには最適だ。
「新しい下町」をコンセプトにした東京スカイツリータウンは、東京の東側に多くの人と発展をもたらしそうだ。
======== DATA =========
●東京スカイツリータウン
http://www.tokyo-skytreetown.jp/
所在地:東京都墨田区押上一丁目1番2号
●東京スカイツリー
http://www.tokyo-skytree.jp/
7/11より通常販売
料金:18歳以上 350m展望デッキ 日時指定券2,500円、当日券2,000円
450m天望回廊 1,000円(当日券のみ)
●東京ソラマチ
http://www.tokyo-solamachi.jp/
営業時間:B3F~5F 10:00~21:00、
6F・7F 11:00~23:00、
30F・ 31F 11:00~23:00