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第46回 新型コロナウイルス「COVID-19」

社長のメシの種 4.0

 2月11日に、世界保健機関(WHO)により「COVID-19」という正式名称がつけられた中国・武漢で発生した新型コロナウイルスは、2月中旬時点で感染者が65,000人、死者が1,500人を突破している。
 
 米ジョンズ・ホプキンス大学は、新型コロナウイルスのリアルタイム拡散状況(発表ベース)を把握できるWebページを作成しているので、参照していただきたい。
 
 新型コロナウイルスの発生は、「中国の混乱につながり、世界経済に波及しかねない」と米連邦準備理事会(FRB)も警告、世界の貿易、企業活動の落ち込みを警告する指標である航空貨物の取扱量も減少するなど、今後の世界経済の懸念材料だが、さまざまな変革を引き起こす可能性もある。
 
 新型コロナウイルスのゲノム配列は1ヶ月で解析された(SARSウイルスのゲノム配列解析は5カ月かかった)が、これは今後のゲノム研究を一層発展させるきっかけとなりそうだ。
 人間のゲノム解析費用は2009年の1,000万ドル(11億円)から、2019年は600ドル(6万5,000円)と、この10年間で急激に低下しており、これは半導体のムーアの法則よりも速いペースだ。
 
 人から人への感染を防止するため、中国では在宅勤務などが増加、テンセントでは2020年2月末まで全社員がリモート勤務になるなど、これまでにない大規模な在宅勤務実験が行われ、今後はリモートワークが拡大しそうだ。
 
 2月3日から稼働を開始した武漢の2病院(10日間で完成、2,600人収容)では、ファーウェイ、チャイナテレコムによる5G通信ネットワークが導入され、遠隔診療体制が構築されている。
 ここでは北京の医院と接続したスマート会議システムを導入、医療用ワゴンにビデオカメラが設置され、患者に直接接触する回数を減らしながら患者の状態を確認できるようになっている。
 
 また、ファーウェイやテンセントが在宅勤務を行う企業向けに、5Gネットワークで100人以上が参加できる会議システムを無料開放するなど、広い分野で5Gの応用が広がっており、実用化が加速しそうだ。
 
 病院でのロボットの利用も増えており、武漢、瀋陽、広州、江西省、 成都、 北京、 上海、天津の病院でロボットが使われている。
 
 新型コロナウイルスは世界の懸念材料だが、副産物としてのゲノム解析、遠隔医療、ロボット、5G通信、在宅勤務(テレワーク)などの発展に加速をつける要因となりそうだ。
 
 
======== DATA =========
 
●新型コロナウイルスのリアルタイム拡散状況
 
 
 

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