menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

人間学・古典

第八話 「徳は業の基なり」

中国哲学に学ぶ 不況は会社守成の好機

菜根譚に“徳は事業の基なり”。いまだ基の固からずして、棟宇の堅久なるものはあらず。
心は後裔の根なり。いまだ根の植たずして、枝葉の栄茂する者はあらず。


(事業発展の基となるのは人格である。基礎が固まっていないで家屋が長持ちすることはない。
また、心は子孫繁栄の根である。根がなくて枝葉が生い茂ったことはない)とある。

 徳とは何か。“生きる悦びを与えるすべて”と言った人があるが当を得たもので論語にある
“仁”思いやりに通じたものといえるだろう。なるほど国家、企業にしても、徳を欠いたものは亡び、
徳を貫いたものは栄えている。

 また、同書に“徳は才の主にして、才は徳の奴なり。才ありて徳なきは、家に主なくして
奴の事を用うるが如し、いかんぞ魍魎(もうりょう)にして猖狂(しょうきょう)せざらん”


(人格は主人公で才能は召使いである。才能がいくらあっても人格の裏付けのないものは、
家に主人がいなくて、召使いが勝手気ままに取り仕切っているようなものである。これでは、
せっかくの家庭も妖怪の棲家になってしまう。)

名経営者P,F,ドラッカーも能力より人格を後にする者は人の上に立てない、とのべているが、
人生名利を得る近道は徳にあり、ともいえるでしょう。

 


※一部旧字を現代漢字に変更させていただいております。

第七話 「肉を割いて腹に満つ」前のページ

第九話 「目的と注意力」次のページ

JMCAおすすめ商品・サービスopen_in_new

関連記事

  1. 第十二話 「準備と成功」

  2. 第十八話 「老馬の智、用うべし」

  3. 第一話 「不況は会社守成の好機」

最新の経営コラム

  1. 第72回 生誕100年 池波正太郎の言葉と、手紙

  2. 第74回『プロジェクトエコノミー』~生産性向上の意味合いが変わった、生き残るには早く正確は古い~

  3. 「過去の歴史上の失敗から経営者は何を学ぶべきか」/『「超」入門 失敗の本質』著者 鈴木博毅氏

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. 戦略・戦術

    第109話 東芝不正会計問題と売上至上主義を考える
  2. 経済・株式・資産

    第99話 「ミンスキーの瞬間」をどう防ぐか? ~習近平体制2期目の課題~
  3. 社員教育・営業

    第59回 「コールセンターでの電話応対の基本」 応用編3
  4. 社員教育・営業

    第14号〝建設・不動産業”のための全員営業の活用法【実践編】
  5. 人事・労務

    第9回 善意が仇となる部下との飲みニケーション
keyboard_arrow_up