「魅力ある電話応対とは」
◆「最近の電話応対の傾向」◆
_honbun全国の指導先を訪問したり、電話で話をしたりしていると、
規模や業種、職種にかかわらず共通して感じることは「笑顔」で第一声を発声しているがどうかです。
もちろん、どなたも電話応対は個人ではなく企業が評価されるということの理解はされています。
では、その「理解」が「実践」につながっているかというとはなはだ疑問です。
なぜなら第一声を聞いて、相手の笑顔が浮かぶことは残念ながら大変少ないのです。
笑顔で電話応対をしているつもりでも、相手が笑声(えごえ)を感じ取れなければ、独りよがりでしかありません。
笑声を相手に届ける方法のひとつとして、歯の数があります。
自分で鏡を見ながら、上の歯八本位を常に見せられるような状態の口元で
『おはようございます。●●会社の●●と申します』と言ってみます。
具体的に見せる歯の数を意識することで、口の周りの口輪筋をしっかり横に開くことができます。
これは口角を上げることになり、音程が若干上がり声になり、表情もつきます。
たかが「笑顔」ではなく、この笑顔が電話の向こう側で姿の見えないお客様への印象度をグンとよくするのです。
組織の一員としてきちんとした仕事をする時、些細な事にこだわれるかどうかが仕事の出来具合に大いに関係するのです。
今、あなたが相手に届く笑顔で第一声を実行するだけで100社のうちの上位10社の中に入ることが十分できますよ。
鏡の前で早速、練習をしてみましょう。