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社長業

Vol.161 リーダーが、どこまで本気になれるかで繁盛は決まる

作間信司の経営無形庵(けいえいむぎょうあん)

 今朝、新宿の歌舞伎町にあるビジネスホテルから東京事務所に出てきました。
 何で?新宿に泊るの?「だって、住まいも1時間もあれば、帰れるでしょ!」という声が聞こえそうです。
 
 ここの支配人「三輪女史」に会うために、社長12人と勉強のために泊ったんです。
 そのうち、すごく有名になられるんで、今のうちに泊って三輪支配人(歌舞伎町のジャンヌ・ダルクの異名を持つ)にサインを貰ってくださいね!
 サインは、この本に!(下の写真)
 
mugyoan161_01.jpg
 この二日間で、五人のリーダーに繁盛の秘訣を経営者の仲間と、教えてもらっていますが、共通することは、今の商売と心中するほど、トコトン本気になって、後先考えずに、取り組めるか?ということです。
 三輪支配人に至っては、歌舞伎町におられる恐い方と向き合っても、60人の部下を守るために、自分の仕事の責任を守るために、命を、マジな話し、投げ出しておられるほどです。
 お話しを伺って、本では想像できないほど、「強さは、やさしさ」を実感しました。
 印象に残った言葉は、「人は人がつくる、売上利益は、そうすれば後からついてくる」です。やはり経営は人に始まり人に終わる情の世界です。
 もちろん資金や技術や交渉力やデザインなど、様々な知識とノウハウは必要ですが、すべてのベースは「人の情」であると再確認出来ました。
 王陽明の「天下のこと万変といえども、吾がこれに応ずるゆえんは、喜怒哀楽の 四者を出でず」の言葉通りです。
 
 しかしながら、その時は、わかったつもりでも、いっとき順調だと、このことを忘れて、ついつい傲慢さが出てくるものです。
 忘れないためには、自らが、トコトン仕事に打ち込み、身体が覚えるまで苦労するしかありません。
 
 皆さん!今日もマジで一日頑張りましょう。今日が人生の最期の一日と思って!

 

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