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社長業

Vol.63 7期連続増益の原動力

作間信司の経営無形庵(けいえいむぎょうあん)

 「人の話に耳を傾けるべし」・・・良く知ってはいても、部下の話をジックリ聴くことは、なかなか難しい。
 
「こちらもバタバタ忙しい」「部下の話が要領をえなくてイライラする」「ピントはずれ」、ましてや報告を求めないと「話にも来ない」。
 社長ともなれば、幹部でさえおっかないし、遠慮する。「悪い話」や「意見」であれば、当然話づらい。
 
 先週「まずは話を聞こうじゃないか」の著者で、都内電鉄系広告代理店(売上100億)の前社長である今野相談役に、部下の話を聞く際に、一番大切な姿勢を伺う機会を得た。
 
 「聴いて、ピンときたら、すぐ実行。すぐ行動」と。
 
 社員はみんな会社の発展を想い、勇を振るって社長に話にくる。
 聴く姿勢よろしく、いくら時間をとっても、3回~4回と「何もやらなければ」誰も話には来なくなる。
 「当り前じゃないか!」と思えるが、ほとんどの場合がこのパターンだそうである。
 
 1~2分の立ち話でもいい。ピンときたら、即実行。すぐ、手を打つ。
 「聴くことは、動くこと」
 今野氏が社長時代、7期連続増益を実現された原動力である。

 

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