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人事・労務

第20話 年2回の成績評価

「賃金の誤解」

 リーマンショックから始まった現在の不況はもう少し続くかもしれません。そんな今だからこそ「もっと良い仕事がしたい、仕事の成果を評価して欲しい」と望む従業員の気持ちに答える必要があります。より多くの社員のモチベーションを高めることが出来れば、企業力は底上げされ高い水準を維持できます。他社を凌ぐ、好業績は士気の高い社員あってこそです。
 
 自分の頭で考え創意工夫を怠らない頼りになる社員をひとりでも多く育てる。そのためには、社員一人ひとりの仕事ぶり(仕事品質の向上)を定期的に評価し、期待どおりであったときには褒め、賞与配分や給与改定時に報われたと実感できるように制度として整え、仕組みを機能させることが必要です。
 
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 評価期間を半年ごとと定めれば、個々の社員が頑張ってくれた仕事の成果とプロセスが分かります。会社に大きく貢献してくれた社員と、それほどでもなかった社員の成績判定ができれば、その結果を賞与の成績比例配分に結び付けることができます。
 
 そして年2回の成績評価が揃えば、これから先1年間発揮してくれるに違いない仕事力の期待を給料に反映させることができます。「今年も期待しているよ」と社長の意志が伝わると同時に、成績評価を正しく実施することで無駄のない人件費の使い方も可能になるのです。

 

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