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社員教育・営業

第1回 「電話の第一声」

デキル社員に育てる! 社員教育の決め手

「魅了ある電話応対とは」
◆電話応対の第一声◆

 

電話応対力は、人間力そのものです。

たかが電話 されど電話といわれていますが、やはり、されど電話なのです。
電話ひとつ、お客様の会社のイメージは、最初の応対者次第で決まります。

さて、今回から、毎月、電話応対についてお話致すことになりました。
まず、第一回は、『電話の第一声』について、考えてみましょう!

先日、ある会社で電話応対診断をいたしました。
すると、社員100人中、第一声を「明るくさわやかに」ができている社員は、たった2人だけだったのです。

仕事中に他の作業をしながら、また、下を向いて電話応対をしてしまった結果なのでしょう。
このように現実の98人が社名を名乗っていながら、お客様に不快さを与えてしまう危険を、
自社の社員にも徹底しなければなりません。

会社のイメージは、最初の一言で決まっているのです。マナーは、相手本位とわかっていながら、
自分本位になっている。社会人として決してあってはならないことなのです。
「当社は大丈夫!」と、おっしゃる方は、安心です。が、その大丈夫と言う合格ラインは、
どこまでが合格ラインなのかを社員に自社のルールとして把握させてください。

最近の電話応対の傾向として、インバウンド(電話を受ける)時だけでなく、
アウトバウンド(電話をかける)時にも第一声は、重視されています。
その、徹底の精神が社員ひとりひとりの仕事のきめ細かさにつながり、お客様応対や、
さらには万が一のクレーム対応能力の強化にもつながるのです。

さて、基本のさわやかさを伝える実行すべき発声練習についても少しだけ、お話致しましょう。
以外かもしれませんが、毎日の口の開閉でおこなわれている母音ア行の「ア・イ・ウ・エ・オ」なのです。
話をする時にしっかりと口を開閉をするだけで、印象が大きく違ってくるものです。

ある医療業界の営業マンの方とお話した時に、印象に残る話を聞きました。
彼が就職先を決めたのは、「会社の電話の第一声が良かったので、どうしても入社したかった」とのことです。

仕事上のことだけでなく、人の人生まで印象を決めていることがあるのです。
さあ!あなたの魅力を最大限にアップするために、多いに意識改革をなさってください。
そして、あなたの声が!話し方が!会社の顔になることを期待いたします。

第2回 「電話の基本応対」次のページ

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