「魅力ある電話応対とは」
◆「新入社員を迎える前に」◆
_honbun気候もすっかりと春らしくなって参りました。
4月になると、多くの会社で新入社員が不安と期待のいっぱいの気持ちで入社してきます。
今回は新入社員を迎えるにあたり、先輩社員の電話応対の復習をしておきましょう。
何事も前もって準備することと、基本を繰り返すことが、自分の成長と新人の早期の成長につながります。
決して、私だけは大丈夫だと思い込まず、このコラムを見た機会に、再確認しておいてください。
まず、新人を迎えるにあたり、電話応対で必ず覚えておいて欲しいことをまとめてください。
電話の受け方、かけ方、お客様、関連部署、仕入先などの会社と人の名前、主な商品名をはじめ、
注文電話では、このようなことが多い、問い合わせでは…などなどケース別にまとめてみてください。
また、自分がはじめて受話器を持った時、どんなことに悩みましたでしょうか。
思い出してみてください。どんなに有能な新人も必ず同じ悩みにぶつかるはずです。
その質問がきたらすぐに対応できるように、改めて確認しておきましょう。
いざ、このような事を聞かれると、私もそうですが、電話応対のやり方をまとめてみるのは、わかりづらいものです。
これから新入社員が入社してくるまでの限られた時間の中で、意識して電話を受けたり、かけたりしてください。
そのようなことをしっかりと心がけるだけで、今まで見えなかったものが見えてきたり、感じられます。
それをメモに取ってまとめてみてください。
新入社員は先輩社員の姿をみて育ちます。
電話のかけ方が悪かったり、おざなりだと、新入社員も必ず同じように育ちます。
個人の能力もありますが、その多くは環境がすべてなのです。
良い見本になるように気を今一度引き締めて受話器を取りましょう。