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教養

第88回『きちんと理解するイギリスの歴史』(著:内藤博文)

眼と耳で楽しむ読書術

 
「世界史を学ぶのに、何かいい本はありませんか?」
と、たびたび聞かれます。
 
書店に行けば、世界史の本は数多くありますし、
最近は、"2時間でわかる世界史"のような入門書も
かなり増えてきました。
それだけ需要があるということですよね。
 
同時に、どれを読んでいいのか、わからない、
という現象も起きてきます。
その結果、概論的な世界史の本を
とりあえず手にとってみる方が多くなると思います。
 
ちなみに、ぼくのオススメの世界史の学び方は、
一気に全体を把握しようとするのではなく、
"特定の国や人物"を通じて知っていくことです。
 
たとえば、人物なら、
ナポレオンやアレクサンダー大王、ルイ14世などに関する本を
読むことを通じて、軸をつくり、そこから深め、広げていくこと。
 
国の場合、イチオシは、
イギリスです。
 
世界史の重要な出来事は、イギリス抜きには語れません!
イギリス史を把握することが、世界史をつかむことに
直結します。
 
また、教養面でも、シェイクスピアの戯曲、
『ヘンリー四世』、『リチャード三世』『ジョン王』
など、イギリスの歴史を題材にした史劇が非常に多いのも特徴。
 
シェイクスピアの四大悲劇の1つ『マクベス』は
実在のスコットランド王マクベスをモデルにしていますし、
イギリス史を知っておくと、シェイクスピアへの理解が全く違ってきます。
 
イギリスは、政治や文学などでも
日本にも大きな影響を及ぼしていますし、
イギリスの歴史をつかむことから得られるものは
計り知れません。
 
今回紹介するのは、
 
『きちんと理解するイギリスの歴史』(著:内藤博文)
 
です。
 
 
きちんと理解するイギリスの歴史: アーサー王伝説、百年戦争、処女王、産業革命、サッチャー、ブレグジット…/amazonへ
 
 
イギリスの歴史が簡潔にわかりやすく書かれていて、
非常に読みやすい。
 
歴代9王朝、国王などを軸に
古代ローマ時代から、現代までもが見えてきます。
 
また、シェイクスピア理解にもつながる
英仏百年戦争、薔薇戦争なども、
関係系図や地図なども交えて書かれていて、
把握しやすくなっています。
 
イギリスの歴史を知ることで、世界情勢はもちろん、
今の日本、これからの日本が見えてくるのでは!?
 
この機会にぜひ読んでみてください。
 
尚、本書を読む際に、おすすめの音楽は
『メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」、第4番「イタリア」』(指揮:クレンペラー、演奏:フィルハーモニア管弦楽団)
です。


イギリスの歴史を読むのに、
名曲「スコットランド」ほど、ぴったりなものは他にありません。
最高傑作と誉れ高いクレンペラーの名盤で、ぜひお楽しみください。
 
では、また次回。
 

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