「パート、アルバイト、女性の戦力化」の非正規社員体制で経営を進めるのは避けて通れません。
パート化、アルバイト化をやめて、ユニクロは正社員化すると発表していますが、とってもじゃないが 小売り、外食、介護、医療業界ではできません。
社会保険料、各種の労災を含む人件雑費、正社員にすれば給料の40%近くが企業負担分なのです。どこかの国のように50%以上を税金として、国がもっていくことになります。
たちまち国の競争力が落ちてしまいます。コストアップによる営業利益減は目に見えています。
パート化の時間給は、今、900円としても、今後1100円、1200円を支払えばパート、アルバイトは集まります。
但し、週40時間も働いてもらっては困るのです。
週20時間、必要な時間帯に働いていただくシステム、ルール・制度を作ればいいのです。自社内で時間給社員を派遣にする,サポート、スタッフ的子会社を作ればいいのです(自社ではダメです。外部です)。
ダラダラ残業、いや残業自体を無くすのです。集中して必要な時に必要な人員数を確保して作業を行い、密度の高い仕事をするのです、させるのです。
社員が小走りに動く会社がいいのです。ゆったりと動く社風の会社は生き残れないのです。スピード感あふれる行動がとれなくなった60歳以上の社員は、ゆっくりでも構わない業務に入ってもらうべきです。子会社の方にいっていただくべきです。老人には、老人で働ける職種と職場を見つけてあげればいいのです。また、作ればいいのです。
「女性の戦力化などは 現実出来ません!」
とおっしゃる幹部社員がいらっしゃいます。
「営業職は夜の接待活動やお酒も飲めなくてはなりません!女子社員にはできません!」
営業職はなぜ、夜まで接待活動をしなくてはいけないのでしょうか?
「売り物商品で勝負しろ!夜まで客と飲み歩くな!」
「女子は結婚したら辞めます!4~5年で辞める確率が高いのであてにできません!」
「結婚して子供が出来たらどうしても辞めます」
子供を作ることはいいことだ。4~5年で辞めると予想してローテーションを考えろ!
4~5年で辞めてくれたら人件費増加を防げるのです。
女性は子供を作るからいいのです。男性には出来ない仕事です。
現実、病院、介護施設は女性の従業員で持っているのです。
女性が結婚して辞めて行けばこの業種は成り立たないのです。
女性が結婚したら専業主婦になるほど世の中は、甘くはありません!
これからは、子供が居ても安心して働ける環境になってゆきます。