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第30回(新しいライフスタイルに注目する)「キャンディブーケ」

「社長の繁盛トレンド通信」

◆ キャンディーブーケ◆



新しいライフスタイルに注目する

 
 


 

ヨーロッパ風の洒落た店

 

様々なラッピングやアレンジをしてくれるカウンター

     
 
セロファンや造花の葉を組み合わせた華やかなブーケ   まるで、本物の花のようなキャンディーの数々
     
 
様々なデザインのキャンディーブーケ   ぬいぐるみなどと組み合わせることもできる
 
街路樹を飾るクリスマスや正月のイルミネーション、デザイナーが腕を競い合うショーウィンドウの
洒落たディスプレイ、趣向を凝らしたホームパーティー、ハロウィンパーティー…。
この10年くらいの間に、欧米流の華やな風習が、本格的に私たちの生活に広がってきた。

新しい風習が広がれば、新しい需要が発生する。
ホームパーティーの手土産用のチョコレート、テーブルウェア、パーティー用の衣装などが売れ始めた。
東京・千代田区の『キャンディーブーケ』も、こうした流れにのって順調に売上を伸ばしている。

『キャンディーブーケ』が販売しているのは、造花やセロファンなどを組み合わせてアレンジした
キャンディーの花束だ。そのノウハウは、クリスマスのデコレーションや店舗のディスプレイなどにも応用できる。

アメリカでは、昔から、キャンディーを使ったデコレーションが盛んだった。
家庭でも、一般の小売店でも、各自が工夫をこらしてキャンディーを華やかにアレンジする。
同店を経営する株式会社K.B.CのCEO寺村栄子さんは、
アメリカで、こうしたキャンディー文化を見て、いつか日本にも広めたいと考えていた。
しかし、ノウハウもなければ、仕入先も分からない。
そのまま20年近くが経過したが、
ある時、ネットで、アメリカにキャンディーブーケのFC展開している企業を発見した。
忙しい時代には、わざわざキャンディーブーケを自分で作るより、
買った方がいいと考える人が増えたのかもしれない。

寺村さんは、すぐにアメリカに飛び、2002年にFC契約を結んだ。
FCになれば、キャンディーをアレンジするためのノウハウも取得できるし、
きらびやかなキャンディーやアレンジのための洒落た材料の仕入れ先も確保できる。
FC加盟後、見本市に出店すると、キャンディーのデコレーションは、たちまち人々の目をひきつけた。

ホテルのクリスマスツリーの飾り付けやテレビ番組の舞台セットなど、思わぬ注文が次々に舞い込んだ。
キャンディーブーケの市場の可能性をはっきり確信できたので、半年後に店舗をオープン。
ちょっとした手土産、就任祝い、開業祝い…。様々な目的でキャンディーブーケは利用された。
花束よりも、キャンディーブーケの方が抵抗ないと話す男性もいたという。
披露宴終了後の客の見送りの時に、
カップルが、本物の花ではなく、小さなキャンディーブーケを配ることが、すっかりポピュラーになった。

新しいライフスタイルに注目していれば、それに関連した新しい需要を必ず発見できるはずだ。
それが、海外の料理やインテリアといった文化的事業なら、
キャンディーブーケのように、その国にFCが存在する可能性もある。
FC加入料を支払い、ノウハウ不足を補い、スピーディに参入し、
順調に売上を伸ばしている同社のやり方は、一つの参考になるはずだ。
(カデナクリエイト/竹内三保子)


◆ 社長の繁盛トレンドデータ◆


キャンディーブーケ 

住所:東京都千代田区神田神保町1-35-8

最寄り駅:東京メトロ半蔵門線/都営三田線/都営新宿線 神保町駅より徒歩5分

TEL:03-3292-0051

http://www.candybouquet.co.jp/

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