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第1回 経営者・リーダーにこそ「氣」が不可欠

社長の「氣」

 私は「心身統一合氣道」という武道を世界中で指導しています。現在、世界24カ国で5万人が言葉・文化・宗教の違いを超えて同じ「教え」を学んでいます。
 
 心身統一合氣道の根幹にある「氣」は、何事を身につける上でも土台となります。この「氣」を正しく理解することによって、我々が持っている能力を最大限に発揮することが出来ます。したがって、私は道場の外においても、各分野の最前線の皆さんに「氣」の指導をしています。
 
 私がお伝えする「氣」とは、超能力ではありません。「氣」は誰もが持っているものであり、誰もが活用出来るものです。気功法など中国を由来とする「気」とも異なります。「氣」は蓄電池のように溜め込み消耗するものではなく、「氣を出す」ことによって活発に交流するものです。経営者やリーダーにとって氣力は不可欠であり、常に氣力が充実するための方法をお伝えしています。
 
 現在、多くの企業で「氣」の研修が取り入れられています。日本経営合理化協会では、長年に渡って『「氣」の道場』としてお伝えして参りました。このたび、新たに『社長の「氣」』というセミナーが始まり、WEBマガジンでも「氣」についてお伝えすることになりました。毎回、テーマを決めて経営者・リーダーに必要な「氣」の活用をお伝えします。
 
 そもそも「氣」とはいったい何でしょうか。
 
 「氣」とは生命力の源であり、「氣」は活発に交流していることが重要です。
 
 海の中で水を手で囲うとしましょう。自分の手で囲っているのですから、それは「私の水」と言っても良いかもしれません。しかし、ここは海の中。その水は元々「海の水」です。そして、「手の中の水」は「手の外の水」と常に交流しています。その交流が活発であれば、手の中の水が悪くなることはありません。その交流が滞れば、手の中の水は次第に悪くなり、最後には腐ってしまいます。
 
 「氣」もまた同じことです。天地自然の氣を自分自身で囲っているのですから、それは「私の氣」と言っても良いかもしれません。実際には、「天地自然の氣」と「自分の氣」は常に交流しています。その交流が活発な状態を「元氣」といいます。何らかの理由でその交流が妨げられた状態を「病氣」といいます。
 
 したがって、人間は生きている間は氣が交流しているのが当たり前なのです。 
 
 そして、氣が活発に交流するためには「氣を出す」ことが重要です。氣を出せば必ず新たな氣が入ってきて、交流が生まれるからです。
 
 精神的に調子が良くないときでも、思い切って誰かのために働くと、それだけで元氣になる経験をお持ちの方が多いと思います。「誰かのために働く」こと自体が「氣を出す」ことであり、それにより氣の交流が活発になって「元氣」になるのです。調子が良くないときに引きこもると、余計に調子が悪くなります。これは氣が滞るためです。「氣」は交流するもので溜め込むものではありません。
 
 人間、調子が良いときに氣が交流しているのは「当たり前」です。調子が良くないとき、思い通りに物事が運ばないとき、逆境に直面したとき、いかに氣が交流するかが重要です。それには知識や理論だけではなく、具体的な訓練が不可欠なのです。『「社長」の氣』のセミナーでは、それを体験形式でお伝えしています。
 
 野球界では古くから「氣」が学ばれて来ました。長いシーズンにおいては、「氣」が滞り調子を落とす選手が多くいます。安定したパフォーマンスを発揮するには、フィジカルなトレーニングだけではなく、氣のトレーニングが不可欠です。
 
 広岡達朗さんは「氣」の最大の理解者であり、監督としてセ・パ両リーグでチームを日本一に導く原動力にされました。王貞治さんは現役4年目から引退するまで、バット一本を担いで道場に通い、選手として歴史的な活躍をされました。
 
 広岡達朗さん・王貞治さんと一緒に「氣」について語った『動じない。』(幻冬舎)という鼎談本があります。この連載とあわせて、お読み頂けましたら幸いです。
 
 
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