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第31話 「人材における人格能力の育み その1」

東川鷹年の「中小企業の人育て」

自創経営とは、業績を上げ続け、社員が安心して働き続けられる強い会社を創るために“任すから任せるに足りる人”を育てる『仕組み』です。
 
この『仕組み』は仕事人間として単に職務遂行能力を高めるだけではなく、自らの人生をより豊かにする事ができ、かつ会社や社会に貢献できる“人格能力”を高めるために、仕事を通じて人間的に成長する『仕組み』となっています。
 
この“人格能力”の土台となる脳力開発には大きく分けて3面あります。
 
今回は、その中の1面『心構え』についてお話します。
 

人の「心」は、その人の「行動」に表れていると考え、その「行動」を観て、どのような「心構え」でいるかを判断することができます。
 
この心構えを育むためには、単なる座学の教育では失敗に終わります。
 
口先だけで、「心構えが大切だ!」と、唱えるだけで終わり、実際の行動は何も変わらないからです。“行動変革”が起こって始めて、その心構えが育まれたと言えるのです。
 
心構えで一番大事な指針は『自分で主体的にやる姿勢』です。
 
これは何もかもすべてを自分1人だけでやるという意味ではありません。家庭、会社、地域社会などの組織の一員として、お互いにとって『より良い結果』を出すにあたり、「その要因は“自らの行動”にある」と捉えよと言う事です。
 
すなわち、「すべての原因は“自らの行動”にある」という心構えを持つ事が非常に重要なのです。
 
この指針の反対面である“良くない心構え”を『人頼りの姿勢』といいます。
 
そして、この『人頼りの姿勢』という心構えが、愚痴、不平、言い訳、悪口、八つ当たり、ひいては暴力などといった行動に表れ、余計に居心地の悪い状況を自ら創ることにつながるのです。
 
よって、今後一切の『人頼りの姿勢』の心構えを持った行動を止め、『自分で主体的にやる姿勢』を持った行動として、人やまわりに対して「自らの“はたらきかけ”方を変える」という心構えの表れとしての『行動改善』をすることが重要なのです。
 
「人が思った通りに動かないのは、その人が悪いのではなく、その人にこちらが思った通りに動いてもらえるような“はたらきかけ方”が足りなかったのだ。」といった心の状態を創る事が出来ればしめたものです。
 
そして、自分の今までの“はたらきかけ方”を少しずつ変えていけばよいのです。
 
「社員が自分のやるべきことが解っていない。」
 
「社員がすぐに人やまわりのせいにする。」
 
という状況は、『自創経営の仕組み』を導入~運用まで粘り強く推進していけば解決します。
 
この『仕組み』の詳細を4月の自創経営セミナー、6月、7月の管理職養成講座で解説してまいりますので、是非ご期待下さい!

 

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