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第43号 「石川遼 アメリカインタビューから学ぶ」

米国スポーツ・ビジネスに学ぶ心理学

先日アメリカの最後のメジャートーナメントUSプロが行われました。

見事にYEヤング選手が多くの人の予想に反してタイガーウッズを抑えての優勝を成し遂げました。
ちなみに男子のアジア人選手のメジャートーナメント優勝は初めてのことで歴史的なトーナメントとなりました。

特に最終日にタイガーと同じ組で競り勝った勝利は格別なもののはずです。
理由はタイガーと同じグループでプレイすることは非常に不利であることがはっきりとデーターに出ているからです。

原因は世界No.1のプレイを目の当たりにさせられるだけでなくギャラリー、スポンサーをはじめ誰もがタイガーの
優勝を望んでいることを肌で感じさせられるからです。
そんな中での優勝は本当に快挙だと思うのですが、今回はゴルフの試合内容でなく石川選手が
試合直前に行われたインタビューの様子についてお話したいと思います。

そのインタビューとは地元新聞社とのマンツーマンインタビューでした。

17歳の少年を地元紙がインタビューしている様子を更に日本の大勢のマスコミが取材する、といった
少しばかり異様な風景ではあったのですが石川選手に10分程度の単独インタビューが行われました。

ここで注目したいのは石川選手のインタビュー内容よりも彼が通訳も誰もつけずにインタビューに受け答えした点です。

正直インタビュー内容は随分チグハグな個所もありました。
見当違いの答えに対しインタビュアーも躊躇する様子もあったのは事実ですが海外の選手に
英語でインタビューする時はよくある光景です。

石川選手から学びたいと思う点はパーフェクトではないのに本人は全くそんなことを臆することなく
インタビューを受けたことです。
アメリカで生活をしていると私の様に英語が母国語でない人が山ほどいます。
しかしその中でも英語が喋れるようになっていく人間と、そうでない人間はあきらかにパーフェクション(完璧)を
求める人間かどうかで決まります。

パーフェクトでなくても文法がメチャメチャでもどんどん話していく人はやはり上手になっていきます。
反対に"自分はまだ上手くないからもう少し練習をしてから"と尻ごみするタイプはやはり上達に時間がかかります。

石川選手と言えばアマチュア時代にプロトーナメントを優勝したことで一躍スーパースターとなった人材ですが、
実はあのトーナメントでも面白い話があるのです。

アマチュアとして大会に出場した石川選手は実は洋服も2日分しか用意してなかったのです。
(予選通過すると4日分必要)
ところが予選を通過したため急きょ近所の洋服屋さんに買い物に行かなければならなくなりました。
そこでどんな服を買うか?にあたり本人はトーナメントジャケット(優勝者に送られるジャケット)に
似合う色を買いたいと周りに言って赤い色のズボンと白いシャツを選んだのです。

当時、優勝するだけの技術があったかどうかは分かりませんが本人ができると思って臨んでいるうちに
本当に優勝してしまったのは動かぬ事実です。

石川選手のインタビューの様に先に"できる"と思いこんでしまう力は時に物凄いパワーとなることがあるのです。
石川選手が流暢な英語を話す日もそんなに遠くないでしょう。

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