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第48話 成長課題 管理職の部下育成術(48)

“出来る”管理職の条件

あなたの会社の管理職は「部下のチャレンジ意欲を引き出す」ことが出来ていますか?
 
業績・成果を上げ続ける“強い会社”を創るためには社員一人ひとりを『自ら考え行動し“より良い結果を出す”ことが出来る人』すなわち『自創の人(部門経営者)』に成長させ続ける必要があります。
 
『自創の人(部門経営者)』とは「チャレンジ意欲旺盛に、躍動感あふれる行動をとることが出来る人」でもあります。
 
ゴールデンウィークが過ぎ、春から夏へと季節の変わり目となり気温の上昇に伴い、とかく仕事の停滞感や失速感が出てきがちです。
 
部下・後輩を着実に成長させ、組織に勢いをつける責任がある管理職は、常に組織と個人の成長課題を明らかにし社員一人ひとりがその課題に挑戦するように促すことが出来るようになる必要があります。
 
そもそも「出来ていない」ことが悪いのではありません。
 
出来ていないことから目を背けたり出来ていないことを正当化するような言い訳をしたり出来ていないことを出来ないままで諦めてしまうことを容認するようなことそのものが“悪”なのです。
 
「○○が出来ていないじゃないか!」
と、出来ていないことを単に“指摘”するのではなく
「○○が出来ように成ろうよ!」
と、“指導”するのが管理職です。
 
ただし、“指示”に終わっては部下や後輩には「やらされ感」が熟成されます。
 
『人は本人の意志のみで動く』
 
との原則に基づき、管理職は成長対話を通じて部下・後輩からチャレンジ意欲の表れとなる本人の意志を引き出すことが出来るように成る必要があるのです。
 
「出来ていないことが、出来るように成る」
「出来ていることが、もっと出来るように成る」
 
社員一人ひとりがこのような成長を成し得ることが組織の発展を通じて社会の繁栄につながり、より豊かな生活と人生を創造することが出来るように成るのです。
 
業績・成果を上げ続け、強い会社を創り社会や自らの生活をより豊かにすることが出来る人財を育成する仕組みである自創経営ではチャレンジシートとランクUPノートを活用して常に自らの成長課題を明らかにし、その課題解決方法を見出しチャレンジ意欲を引き出す仕組みになっています。
 
その仕組みの運営の中で管理職は成長対話を通じて
「このために(目的)これが(内容)ここまで(出来ばえ)いつまでに(何日で)出来るように成ります!」
「このようにすれば(手段)出来るように成ります!」
と、部下や後輩のチャレンジ意欲を引き出すことが出来るように成ることが重要です。
 
社長の想いを実現すべく、社員一人ひとりのチャレンジ意欲を引き出すための成長対話が管理職にできるように成っていただく『管理職養成講座』は毎回盛況で、この秋に第15期秋季コースが開講致します。
 
また、社員一人ひとりが自らのチャレンジ意欲を目標や計画として目に見える形にすることが出来る『夢実現ランクアップキット』も大好評で増販状態です。
 
人生も仕事も愉しく出来るように成るために部下・後輩とともにチャレンジ意欲に満ち溢れた躍動感あふれる行動をとることが出来る管理職の育成に全力を尽くしてまいります。

 

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