menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

社員教育・営業

第27回 「自分の身を守る敬語表現」

デキル社員に育てる! 社員教育の決め手

「魅力ある電話応対とは」
◆「身を守る敬語表現」◆


_honbun若い世代の人が、敬語表現が苦手だとよく研修時に担当の方から相談されます。
研修を通じて、気づくことは、全員敬語表現ができないと言うわけではありませんが、
場に応じての機転が上手にできないケースが多々見られます。

例えば、「確認」する時に、上司や目上、お客様との会話の中で、接遇用語の「よろしいでしょうか」
をそのままつかえばよいと思うのですが、「○○で、よろしかったでしょうか」とわざわざ過去形にして話してしまう。

人としてみれば、何か感覚的に若者の感性にピタリと決まらないのかもしれませんが、
ビジネスでの敬語表現は、早いうちに基本を覚え、自分のものとして体得してしまうことが大事です。


一番恐いのは、基本がおろそかのまま、周りからも、指摘されないようになってしまい、いつしか先輩社員になり、
その姿を新入社員や後輩が見本としてマネしてしまうことです。このような悪循環は社内から、なくさなくてはなりません。

誰からか教わることも大切ですが、自分から、模範となる先輩社員の上手な応対法の言葉を耳で聞き、
メモして、自分で電話応対時に、すぐに実行してみることです。

  何か失敗した時には…「失礼致しました」
  何か言い損なった時には…「申し遅れました」
  もう一度尋ねたい時には…「もう一度、お伺いしてよろしいでしょうか」

電話応対中は、相手に自分の姿は見えません。
「言葉は人なり」と覚えておくことが自分の身を守る最大の武器なのです。

この機会に、しっかりと敬語表現を学び、実務で活かしていきましょう。

第26回 「復唱・確認を忘れずに」前のページ

第28回 「お客様と接する5大基本」次のページ

関連記事

  1. 第153回  コミュニケーション上手になる仕事の進め方76

  2. 第174回 コミュニケーション上手になる仕事の進め方96「アウトプット力を高める日々のアクション」

  3. 第10回 「相手を待たせた時」

最新の経営コラム

  1. 楠木建が商売の原理原則を学んだ「全身商売人」ユニクロ柳井正氏

  2. 第10講 WILLとMUSTをCANに変える:配属に不満がある社員とどう関わるか

  3. 第147回『紫式部と藤原道長』(著:倉本一宏)

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. マネジメント

    優れた戦略家は『それでだ……おじさん』思考を持つ経営者である
  2. 戦略・戦術

    第167話 コロナ禍で見る優勝劣敗
  3. 仕事術

    第16回「Bluetoothで手軽に音質アップ」
  4. 不動産

    第81回キッチンに「 パントリー 」( 食品庫 )は今後不可欠。
  5. 人事・労務

    第2話 年末賞与支給のための準備に向けて
keyboard_arrow_up