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マネジメント

第7回 ”ベストな目標”の与え方(1)

社長の右腕をつくる 人と組織を動かす

指導者として、社員・部下のやる気を引き出す「目標の与え方」をマスターしたいものだ。

目標の与え方によっては、やる気を促すこともできるし、反対に、意欲をそぐことにもなるからだ。

そもそも人は、“目標を持つことによって、より達成意欲をかき立て、スキルも磨こうとする”ものである。その反面、
目標があまりにも現実離れしていては、その意欲も萎縮してしまう。目標設定をどこにするか、そのさじ加減が難しい。


基本的には、“やってやれないことはない”というラインをめどに目標を設定するのがポイントだ。
微妙な表現ではあるが、社員それぞれの能力を10%から15%程度上回るあたりを基準とすべきである。

これが五割、六割アップ、あるいは二倍ということになると、
最初から“そんなの無理じゃん”とあきらめの気持ちが先に立ってしまう。
かといって、ほんの少しの頑張りで達成可能なラインに目標を置けばよいかというと、
これもまた彼らの新たな意欲を引き出すことにはならない。


一回の挑戦では不可能、二回でも無理、ようやく三回目で手が届く―― 。

能力を10%から15%程度上回るラインとは、こんな感覚だ。設定目標のめどはこのあたりに置くことが望ましい。

そのためには、普段から彼らとのコミュニケーションができていて、
社員一人ひとりの能力を正しく押さえていることが前提
となることは、いうまでもない。

また、いったん目標を与えたからには、やり方についてはできる限り彼らに任せるのもポイントだ。

意欲をかき立てるラインの設定、そして最終的には任せること。それが、目標の与え方の基本である。

                                                      (次回へ続く)



新 将命     

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