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マネジメント

第47回 『ストレス・マネジメント』

社長の右腕をつくる 人と組織を動かす

リーダーとして新しい事業を組織で推進する場合、

  「目的や目標が明確か」
  「役割分担はしっかり決まっているか」
  「実行手順が正しいか」

といったことに眼を光らせ、部下を統率していくことになる。

こうした新しい取り組みにチャレンジする時はもとより、通常の業務に当たっても、
気力が充実 し、体力も伴ってこそはじめてリーダーとしての役割りを果たすことが可能となる。


“人生にとって健康は目的ではない。しかし最初の条件である”

作家の武者小路実篤は「人生論」の中でこう述べているが、リーダーには心と身体の健康が求められるのだ。

心と身体の健康が蝕まれるケースにおいて、ストレスが原因となることが多い。
リーダーとしての技術論や精神論が語られることは多いが、ストレスなどの問題はいまだ触れられることが少ないようだ。
しかしストレス・マネジメントも、 欠かすべからざるルーチンワークなのである。


かくいう私のストレス解消法は、書店巡りである。
街で書店を見つけると、ついつい引き寄せら れるように入ってしまうクセが私にはある。

大学卒業以来、ビジネスマン生活は半世紀にも近づこうとしているが、
その間毎年、300冊から400冊ずつ書籍を買い求めてきた。

計算すると一日に1冊は買っていることになるが、買い求めた本をすべて読むわけではない。
平日の読書は通勤や移動のわずかな時間に限られ、まとまった読書の時間がとれるのは週末だけである。

一度もページをめくることなく、本棚や物置にしまっている本がかなりの数にのぼる。
読書家ならぬ買書家をもって任じているゆえんでもある。

とはいえ、この書店巡りと読書が、ストレス解消には大いに役立っているといっていいだろう。


ただし、すべてのストレスが悪役かといえば、それは間違いである。
すべての事象には裏表があ り、コレステロールにしても悪玉と善玉があるように、ストレスにも良し悪しがある。


 “ストレスが人間の頭を良くした、人間の歴史はすべてストレスが作り上げた”と言う人もい るほどだ。
たとえば、過去に経験したことのない仕事に取り組もうという場合、当然のことながら緊張感が 高まり、ストレスもたまるものだ。
しかし、この普段と違った緊張感がよい仕事をさせてくれるのである。

普段とは違った緊張感の中で仕事をしたところ、自分が思っていた以上の能力が発揮できた、
といった経験を誰しも持っているはずだ。

かえって、緊張感もなくストレスを感じない仕事ばかりをしていては、能力のレベルアップもなく進歩も望めないのである。

緊張感を高め、そして開放する。うまいストレスとの付き合いの極意は、ここにあるようだ。



新 将命     

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