経営者が持つべきものは、時代が変わっても変えてはいけない「本質」と、時代の変化に合わせて調整していくべき「感覚」である。この2つを兼ね備えたリーダーが大きな失敗をすることはない。そして、永く繁栄できる経営を実践しているリーダーも、同じくこの2つの力を持っているものである。
2022年に逝去された新将命先生は、シェル石油やコカコーラ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、フィリップス社…をはじめとする各業界を牽引するエクセレントカンパニー」の社長職を歴任され、独立後は数多くの社外取締役や、中堅・中小オーナーの経営の指導をされてこられました。弊会でも数々のセミナーや収録物などでもご指導をいただきました。
この度、多くの社長様方からの声にお応えして、秘蔵音源であった「新将命の社長塾」を再編集し、社長必聴の音声講義として新発刊いたしました。
新 将命氏(ジョンソン・エンド・ジョンソン (元)社長/国際ビジネスブレイン 社長) 1936年生まれ。早稲田大学卒業。海外留学の経験なしで、MBA出身者がしのぎを削る外資系企業に挑戦。卓越した経営能力と抜群の実績で、ジョンソン・エンド・ジョンソン、日本コカ・コーラ、日本ホールマークなど、グローバル企業6社で社長・経営職を歴任。国内においても、RIZAPグループ取締役、住友商事アドバイザリー・ボード・メンバーをはじめ、様々な業種・規模の企業顧問やコンサルティングに従事する。著書に『経営の教科書』、『他人力のリーダーシップ論』、『経営者が絶対にするべきこと、してはいけないこと』他、多数。2022年9月逝去。 |
本講義は、社長の最重要「8大実務」として、以下の項目について解説指導いただきました。
- 永続繁栄を決定する《強い会社づくり》の黄金律
- 社長の立てた目標・方針を必達する《組織の活性化》の方法
- 顧客満足は社員満足から《真のお客様志向》実現の仕掛け
- 中小企業の《新商品・新事業》開発ノウハウと成功法
- 会社を伸ばす《営業部隊と販売体勢》を築く手順
- 《後継者・社長の片腕》頼りになる人ザイの育て方
- 会社を永続繁栄の軌道に乗せる《社長のモノの考え方と行動原理》
- 社長人生を変える《強運マネジメント》5原則
社長にとって大切で、学ぶべき順番に解説されていますので、わかりやすく、また応用の効くものになっています。
今回、新発刊にあたりすべての音源を確認、編集し直しましたが、1998年収録の内容でも全く古びることがなく、むしろ2024年の今になって、ようやく時代が追いついてきた……と感じる項目も多く、大変刺激的で有意義な講義となっています。
経営の原理原則とは、ひとつひとつは言われてみれば「当たり前」の積み重ねかもしれません。しかし、それが必要になった時に即座に思い出せて実行できるか、自分のものにできているか?と問われれば、なかなか難しいものではないかと思います。
この特別講義では、それぞれの大項目に従って、その原理原則を解説しながら、実用的なヒントも合わせて提示するスタイルです。誰が聞いても納得でき、社長の実行力を高めてくれる教材です。
音声CD版で全9巻(デジタル音声版、USB版もございます)の講話に詰め込まれた「経営の原理原則と8大実務」とその実践策。新将命先生のテンポ良く希望に溢れる解説で、計10時間39分の時間はあっという間に過ぎ去ってしまうはずです。
さらに、「企業戦略」「人材・組織」「オーナー経営」に関して社長たちから寄せられた25の経営相談にも、オーナー経営に役立てられるようにすべて回答いただいた内容も含む、すべてのオーナー社長にご活用いただきたい、充実の音声講義です。
ビジネス見聞録WEB10月号 目次
・p1 収録の現場から 〈新将命の「社長塾」音声講座〉
・p2 講師インタビュー【爆発的な利益《利益爆発》を生み出す社長の姿勢】平美都江氏
・p3 今月のビジネスキーワード「ヘルステック」
・p4 令和女子の消費とトレンド「令和のベビー市場はなぜ堅調?②」
・p5 展示会の見せ方・次の見どころ