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マネジメント

第91回 『自分を活かすおカネ』

社長の右腕をつくる 人と組織を動かす

ひと昔前、「お金で買えないものはない」と豪語する若い起業家がいたようだが、
人の愛や真心や信用は、インスタントにお金で買うことはできない。

ビジネスの世界では、報酬は3通りの通貨で支払われる。
ひとつは、言うまでもなく「金銭」。
もうひとつの通貨とは「経験」。
三番目の通貨は、「働きがい」…、いうならば、心理的な満足感だ。

この3つの通貨がそろって、高水準で支払われる仕事なら理想的だが、世の中、
そうそう絵に描いた理想ばかりが転がっているわけではない。

3つの「通貨」のうち、どれを最重要に考えるべきか。
私は、金銭的な報酬は、最後に廻してよいと考えている。


経験は、どんな仕事にも等しくついてくる。
だが、経験を活かすかどうかは、文字通り「ひといろいろ」である。

活かせない経験をムダという。毎日の経験が自分の力を高めるものでなければ、
どんなに報酬がよくても、やがて、やっていかれなくなるのではないか。


もちろん、人並みの生活ができるだけの報酬は得られるという前提つきだが、
そうでさえあれば、人は働きがいを感じる仕事であれば頑張ってしまう。

ストックオプションがモチベーションを高めるのにプラスに働いたと云うケースは、
アメリカでは25%にすぎず、日本では10%以下であると聞いた。


以前ご紹介した、他人の4倍売るという、カリスマ新幹線社内販売員の齋藤 泉さん。
定員400名の山形新幹線の3時間半の片道で、187人分・27万円を売り切った伝説を持つ彼女は、
学生アルバイトで92年に従事して以来、身分は契約雇用のまま。二ヵ月毎の契約更新とのこと。
報酬は基本給+α。人の倍売ったからといって、収入が倍になるわけではない。
それでも、工夫し、頑張る。

仕事には、人からそうしたピュアなエネルギーを引き出す何かがあるのだ。
決め手は、自分の心の中になる。

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