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マネジメント

第191回 『トンネルの先の光を示せ』

社長の右腕をつくる 人と組織を動かす

太平洋戦争が終結した後、高級将校たちが集まって反省会を行った。
 
そこで出てきた発言は、
「自分は始めから負けると思っていた…。戦争には反対だった…。」
という、耳を疑う自己弁護ばかりであった。
 
仮に、本当に失敗したのは他人のせいで、
自分自身は正しかったとしても、
これではリーダー失格である。
 
人間には二種類の人がいて、それは、
「過去の経験や失敗から学ぶ人と、学ばない人である」
である。
 
失敗から学ぶことができてこそ、人は成長する。
失敗するからこそ、次のチャンスで失敗の経験が生かせるのだ。
 
失敗しても、他人のせいや運が悪かったせいばかりにして、
失敗から何も学ぼうとしなければ、同じ失敗を何度も繰り返すことになる。
 
一回目の失敗は経験である。二回目は確認である。
ここまでは周囲は認めてくれる。
 
だが、三回、四回と同じ失敗を続けているのは愚鈍の表明であり、
だんだんと人の視線が冷たくなってくる。
冷ややかな視線の意味するところは、「このバカ者!」である。
 
バカ者には、到底リーダーは務まらない。
人生には失敗がつきものだが、バカ者とは失敗から何も学ばない人間であり、
リーダーとなり得る人とは、失敗から学び成長の肥やしにできる人間である。
 
 
「七転び八起き」という言葉がある。
転んだら起き上がればよい。
 
松下幸之助翁の言葉にも、「コケたら立ちなはれ」というのがあるが、
転んだ経験からしっかり何かを学ぶことを、「転んでもただでは起きない」という。
 
 
失敗から学ぶには、何が大事だろうか。
 
他責の人は、永遠に失敗から学ばない。先ずは自責であることが肝心だ。
 
どんな原因で失敗しても、失敗は失敗である。
失敗を公然と認めることは、時にしんどい思いをする。
さらに、それを自分が間違っていたためと認めるのはつらい。
 
しかし、そこから逃げていては、永遠に成長はない。
 
「原因自分論」を信じて実践する自責の人であってこそ、
真のリーダーになり得るのだ。

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