日本一古いおでん屋「たこ梅」の事例
こんな事例があります。
大阪に170年以上続く日本一古いおでん屋「たこ梅」というお店があります。日本橋・道頓堀の本店と梅田の北店、分店と合わせて3店舗を営んでいます。
お客に喜んで頂き、満足感を感じてもらうために不を解消する(お客に嫌な想い、不便を掛けていることはなんですか?)シートをフル活用しています。お客の目線でものごとをかんがえるのにとても役立っているツールです。
この不の解消シートを各店で毎月ミーティングをして更新しています。
店にシートを貼って確認して、気付いたときに書き込んでいます。2ヶ月連続同じテーマが残ることもあると言います。「毎日お客の立場ならどうだろうか?」と考えることで、気にしていなかったことに気付いたり、「また不便を掛けたなぁ」と振り返ったりできるので大変役立っていると言います。
まとめると、経営をより良い状況にするためには、お客に不便を掛けていることはないか?を総点検するのです。社内で徹底して集めることが大事になります。また、定期的なヒアリングの機会を設け、お客の意見や要望を集めましょう。これらの取り組みによって、会員の満足度向上と会員数増加につながるのです。
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