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社長業

Vol.31 社の歴史をキチット残し伝える

作間信司の経営無形庵(けいえいむぎょうあん)

 昨日(6月3日)東京で、山崎修一先生の「相続対策セミナー」を開催した。
 
 主催者が言うのも変だが、非常にすばらしい講演であった。印象に残った一つに、節税より何より、「後継者に感謝心がキチットあるか?」の判断が大切だ。・・・があった。
 
 たまたまセミナー終了後、大学の20年先輩がすぐ近くで税理士事務所を開業しているので訪問したところ、昔話となり、友人の工場の一角を借りて独立した当時の写真や、開業挨拶の手紙や今日の自社ビル建設までの資料、人生計画表を見せていただいた。
 
 今では、息子さんも税理士となり、スタッフ14名で立派にやっておられるが、ふと、山崎先生の「後継者の感謝心」とはこれかな?と思った。
 
 創業からの資料や写真は残っている様でなかなか揃っておらず、またあっても整理されていない場合が多い。ましてや、照れもあり次世代にキチット伝えていないことも多い。
 
 会社の歴史を伝えることは、決してノスタルジーではなく、今流行のDNAの伝承であり、一番大切な相続対策の施策であると思う。

 

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