「成長のスピード」を買っているという意味で、実行される社長が一番多いと思われるが、実際にM&Aを実施している社長や、専門コンサルタントに聴くと、次の2点を重視しているとの回答が印象的であった。
ヨコ型とはつまり、同業をM&Aすることであり、非常にわかりやすいし、実際に多い例である。タテ型とは、異業種をM&Aすることで、意図すると事業の幅が広がる。
つまり、異業種の会社の「技術なりサービス」と自社の「技術」を融合すると、「新しい商品・サービス」が生まれる。またその可能性を最初から意図して、M&A先を探す。
であり、手数料もその時点で決まってしまう。一丁上がりだ。が、しかし、当事者は一丁スタート本番だ。それからいかに売上利益を上げるかだ。スタート後を「アフターM&A」と呼ぶが、ここに詳しい専門家、また面倒を見てくれる先生でないと大変苦労する。