menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

社長業

Vol.41 業績を急伸させる「M&A戦略」の2大視点

作間信司の経営無形庵(けいえいむぎょうあん)

「M&A戦略」が話題に上ることが非常に多くなってきた。
「成長のスピード」を買っているという意味で、実行される社長が一番多いと思われるが、実際にM&Aを実施している社長や、専門コンサルタントに聴くと、次の2点を重視しているとの回答が印象的であった。
 
1.「ヨコ型のM&A」と「タテ型のM&A」
ヨコ型とはつまり、同業をM&Aすることであり、非常にわかりやすいし、実際に多い例である。タテ型とは、異業種をM&Aすることで、意図すると事業の幅が広がる。
つまり、異業種の会社の「技術なりサービス」と自社の「技術」を融合すると、「新しい商品・サービス」が生まれる。またその可能性を最初から意図して、M&A先を探す。
 
2.当然「M&A」専門コンサルタントとしては、契約成立までが一番の仕事
であり、手数料もその時点で決まってしまう。一丁上がりだ。が、しかし、当事者は一丁スタート本番だ。それからいかに売上利益を上げるかだ。スタート後を「アフターM&A」と呼ぶが、ここに詳しい専門家、また面倒を見てくれる先生でないと大変苦労する。
 
自社の成長戦略の一角に、是非「M&A戦略」を考えてみて欲しい。彼らの持っている営業口座も財産となる時代である。

 

Vol.40 社長として、今、何に挑戦していますか?前のページ

Vol.42 我が社の日本一を磨き込む次のページ

関連記事

  1. Vol.29 スロービジネスの本質は一体何?

  2. Vol.12 もう一度、今期の事業計画・経営目標が浸透しているか確認しよう。

  3. Vol.64 社長の重要参謀「有能な税理士の条件」

最新の経営コラム

  1. 朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2024年11月20日号)

  2. 第七十八話 展示会後のフォローで差をつける「工場見学の仕組みづくり」

  3. 第219話 少人数私募債の相続対策

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. 経済・株式・資産

    第58回 中小企業のネット利用の救世主「ソウルドアウト」
  2. 戦略・戦術

    第四十一話 認知度アップの鍵! Instagramを効果的に活用する方法
  3. マネジメント

    挑戦の決断(36) 鍋島騒動(穏便なお家騒動の収め方)
  4. 新技術・商品

    第45話 「コスパ」の新定義が始まる!?
  5. マネジメント

    第199回 社長の「マイルール」
keyboard_arrow_up