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健康

第33号 「悪かった事を覚える人VS良かった事を覚える人」

米国スポーツ・ビジネスに学ぶ心理学

大阪でメジャーゴルフアカデミーという番組にメンタルトレーナーとして出演しております。
この番組内で繰り返し受ける質問に"なぜかいつも同じホールに来ると必ず大叩きしてしまうのですが、なぜでしょうか"
という質問をたくさん受けます。

この原因は我々の日頃の思考パターンと大きく関係しています。
(ゴルフをプレイしない方でも日常やビジネスなどの他の事でも適用されます)
それは悪かった事を覚える習性が付いてしまっている証拠なのです。

ゴルフが終りクラブハウスに入ると"あの3パットさえなければな""あとちょっとで池を越えたのになあ"などの
嘆きの会がスタートします。

実はこれが決まったホールに来ると大叩きをしてしまう話につながるのです。
人の脳とは何が現実で何がイメージであるかを区別する事ができません。
ですから何回も何回も具体的にその様子を詳細に説明すればするほど頭の中ではその記憶が
どんどん固まってしまうのです。

ですから実際には1回しか打っていないOBも何回もリプレイしてしまいどんどんイメージが固まっていくわけです。
すると次回、同じホールに行くと当然のように鮮明に浮かぶイメージはどうなるか分かりますよね。

我々は幼い頃から失敗に注目し原因を追究しなさいと教育されてきました。
もちろん品質や安全性を上げる為には必要な場合もありますが、人生やモチベーションを上げたい時に
"何が悪いのか"ばかりに目をとらわれると当然士気が下がります。

小学生だった頃100問のテストで98点を取った時"何で2問を間違えたのかよく考えなさい"と
先生に怒られたことがありました。今考えてみたら絶対に受け入れたくないルールです。
ゴルフにもビジネスにもライフにもパーフェクトなどないのです。

しかし実際には多くの人が人生にもこのルールを適用してしまいエンジョイできなかったり心の病を
自分でつくってしまいます。

以前、ジャックニクラウスが18勝したメジャーのトーナメントの全てのショット内容を詳細に思い出す事が出来たのに
対しメジャーで2位だった19回のラウンドに関しては殆ど覚えていなかった、という事がありました。

そうなのです。つまりジャックニクラウスは失敗した事はあまり思い出さなかったのに対し、勝ったトーナメントは
何回も何十回も思い出しているから鮮明に何十年経った今でも全てをはっきりと思い出せるのです。
この様なメンタリティーを持つ事が出来たからこそ世界でNo.1プレイヤーになれたのです。

悪かった事をいつまでも覚えるよりも、良かった事を覚える習慣が身に付くと、それによって得れる効力は
どんな薬よりもメリットがあるのです。

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