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健康

第79号「What does it mean to you ? 」

米国スポーツ・ビジネスに学ぶ心理学

日本中を興奮させたワールドカップ。日本代表は残念ながら予選リーグで敗退が決まりました。

スポーツの世界に携わっている者として、勝負とはその時の運や流れにも大きく左右されるものであるとわかっています。それでも連日の報道を見ていると、日本に帰国した選手たちの失望も大きなものに感じました。 

この様な大会は必ず勝負がつきます。引き分けはないのは分かっているのですが、今回のような敗退の仕方をすると選手のみならずファンや一般の国民でさえ失望の意を感じたことだと思います。 

しかし、本当の勝負は実はここからなのです。 と言いますか、既にスタートしているのです。タイトルに書きました言葉「what does it mean to you ?」とは“それってどうどうゆう意味?”と訳します。 

“今回の敗北で多くの人を失望とさせてしまった。自分の力を出すことができなかった。監督に申し訳ない。地元の応援に応えられられなかった”などなど、プレーしている選手側では様々な思いがあるはずです。

その思いが何であれ、今回の結果が各選手に与えた意味が次の取るステップとなり、また、本人たちの脳に貯蔵するデータとなります。 

例えば、今回の敗北が“自分の責任で日本が負けた、自分があの時に決められなかったせいだ、自分には世界で通じる実力がない“と本当に思ったとしましょう。この様に考えたら、当然、この選手が取る次のアクションはネガティブなものになります。 

また、この選手が脳に登録する自分の経験とは“自分は駄目だった”と自分自身のイメージを下げるものとなり、今後の選手生活を考えても、この選手のマックスの才能を引き出すことがとても難しくなります。“だから頑張ろう”という発想を持っても、この発想自体とても曖昧なものになります。

それに対し、今回の結果に敗北でなく「成長のために必要な糧」という意味を与え “何があれば世界でも通じることができるだろう?”と考えたとします。この両者が次にとるアクションの内容も、気持ちも全く違ったものになるのはお分かりいただけると思います。

出来事に意味などないのです。出来事に意味を唯一与えることができるのは自分のみなのです。そして自分が与える意味によって次のステップが決まるのです。だとしたら自分を落とす意味でなく、自分の未来に役立つ意味を与えましょう。 

スポーツの世界で多くの場合が敗北になります。上に行けば行くほどこの確率はあがります。ゴルフは130名近くが出場して、優勝という夢を叶えるのはたった1名です。ほぼ皆が理想の結果を得られないのです。

そんな中、もし上手に出来事に意味を与えることができなければ、モチベーションは嫌でも下がってしまいます。これは、我々が日々体験していることでも、営業マンであっても全く同じことです。

繰り返しますが、これから起こる出来事に意味を唯一与えることができるのはあなただけです。それならば自分を下げるのでなく、ゴールに近づける意味を与えましょう。その様に考えるようになると、色々なことがとても楽になるはずです。そしてきっと日本のサッカー選手達もプラスの意味を与えることができると信じます!

 

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