menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

社員教育・営業

第56回 「コールセンターでの電話応対の基本」

デキル社員に育てる! 社員教育の決め手

「魅力ある電話応対とは」
◆「コールセンターでの電話応対の基本」◆

 

お客様が、コールセンターへ電話をかける時、電話にでられるあなたを「電話応対のプロ」と思っているものです。
ということは、コールセンターで電話を受けている方々は、最初からハードルが高いと考えてよいでしょう。別の角度から見れば、ハードルの高さは、そのまま「やりがい」や「プロとしてのプライド」にもつながります。
 
今回は、コールセンターのスタッフとして電話を受ける意識について三点お話し、次回以降から応用編へと高めて行きたいと思います。
 
1、電話のひとつひとつの応対を大切に
皆様にとっては、何本、何十本もの電話のなかの一本が、お客様にとっては、自分の用件を伝えたい大切な一本の電話です。一本、一本の電話に感謝し、(皆様が訪問しなくても電話での注文や問い合わせ、お声をいただけるのですから、感謝のみです)丁寧に応対しましょう。なぜならば、最初に電話に出た方が、御社の印象になるからです。
 
注文を受けるコールセンターであるならば、速やかに、的確に用件を承らなくてはなりません。リピートいただいた注文電話の場合には、前回、電話をかけた時には、とても印象が良かったのに…他社に電話をした時には、とても印象が良かったのに…などと、他のスタッフの方、他社の方々とも、すぐに比べられてしまうものです。毎回、印象よく対応できるように心がけ、実行していきましょう。責任者はもちろん、先輩社員も後輩に指導していき、つねにスキルを底上げしていくこともコールセンターでは大事なことになります。
 
2、お客様は、いろいろな方がいる
お客様はいろいろな人生を送っています。応対時には、その方々、ひとりひとりと、誠心誠意に向き合う必要があります。
いつも同じように、ただ、注文を受ければいいということでも、お客様のクレームを聞けばいいということでもありません。言葉のひとつひとつから気持ちを理解し、臨機応変に応対することも大切なことです。どんなにいい商品を売っていても、お客様の接点となる応対ひとつでお客様は離れてしまうのです。
 
3,自分の心身の健康を大切に
どんなに優秀なスキルを持っている方でも、心身のいずれかに調子が悪い場合、心身の健康は表情に、声にと表れ、お客様に伝わってしまいます。顔が見えない電話でのコミュニケーションだからこそ気をつけなくてはなりません。日々、自身の健康管理をすることもコールセンターの担当の仕事のひとつと理解し、努めて行きましょう。
 
意識も心がけひとつで、大きく変化するものです。コールセンターのように、チームで動く仕事は、スタッフひとりひとりお互い意識してすすめていきましょう。

第55回 「研修で学んだ事を定着させるために」前のページ

第57回 「コールセンターでの電話応対の基本」 応用編1次のページ

関連記事

  1. 第127回 コミュニケーション上手になる仕事の進め方48「PDCA」

  2. 第69回「話の聞き方」

  3. 第83回コミュニケーション上手になる仕事の進め方 4

最新の経営コラム

  1. 第124回 隣地を使用する権利

  2. 第115回 長門湯本温泉(山口県) リニューアルしても変わらぬ「癒やしのぬる湯」

  3. 時代の転換期を先取りする(16) キリスト教迫害から寛容の時代へ(コンスタンティヌス帝)

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. キーワード

    第86回 「Something on Japan」「For beginners」...
  2. 採用・法律

    第53回 『総額表示義務に対応できていますか』
  3. 戦略・戦術

    第三十二話_業界平均2倍の粗利益を確保する小さなリフォーム店の成功戦略②
  4. 社員教育・営業

    第106回 コミュニケーション上手になる仕事の進め方27 仕事の改善
  5. 戦略・戦術

    第271号 次世代の消費キーワードとは
keyboard_arrow_up