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社員教育・営業

第79回「上手な話し方」話すことを楽しむ

デキル社員に育てる! 社員教育の決め手

「上手な話し方
◆仕事を円滑にすすめる「コミュニケーションのスキル」◆

 
若い方々の傾向として、メールでは気持を言葉にするのが得意でも、いざ対面となるとメールと同じだけお話にならない方々が増えているように感じます。もちろん、文字の役割の大きさを十分認めたうえで申し上げると、同じ空間に存在し目を交わしながら話すことが一番と思うのはアナログ人間過ぎるでしょうか。何よりライブで相手の反応が直に伝わってくるので、話す意欲は増します。
 
今回は敢えてプライベートを中心にお話しします。なぜならプライベートの「私」は、仕事をする「私」につながっていますから。もしかしたら自分を話しベタと勝手に思い込んでいるかもしれないあなたは、人生の中で損をしてしまっています!
 
今年は「羊年」ですが、昨年12月に友人と話していた時、どちらからともなく「もう今年も終わりね」という話になりました。
 
私  「ところで来年は羊年だけど、眠れないときなぜ『羊が一匹、羊が二匹…』って数えると思う?」
友人「そういえばどうしてだろう?」
私  「それはね、羊は『Sheep』、眠るは『Sleep』だから関連していていいみたい」
友人「初めて聞いた!何だか得した感じ。ありがとー」
 
実はこの話は私自身、人と話していて得た情報なのですが、目の前の友人を楽しませようと思い出した話でした。(もちろん諸説ある中の一つですが)友人が嬉しそうにしているのを見て、私も嬉しくなりましたし、話すことは楽しいと感じました。人が人に話をする時、嫌なことを話そうとしますか?何か良いこと、初めて知ったなど「+事項」を話材に選択しませんか。例えば先ほどの「羊が一匹」の話は、よほどその件に疑問を持ったり、知りたいと思わない限り自分から調べないですよね。ところが、人が話をする時はこんなこと知ったけどあなたは知ってる?という気持ちからの「+事項」の話材をとして、話し相手のあなたへ提供してくれます。その話材を自分の頭の中にストックしておき、適材適所のところで今度はあなたが話し相手にプレゼントすればよいのえす。ただし全く同じだけの話ではなく、こrをきっかけに自分で調べたりしたことも肉付けして。
 
要するに、話を楽しむのに必要な話材は話をすることによってかなり収集可能なのです。その意味からもいろいろな方との会話のチャンスは貪欲に求めましょう。「話すことを楽しむの輪」は人から人へドンドン広がります。楽しい話には笑顔も必ず添えられていますから「笑顔の輪」でもあります。
 
プライベートで「話すことを楽しむ」を堪能できている方は、必ず仕事の中でも話すことに積極的になれます。身体にしみこんだことは場所を変えても自らにじみ出るものだからです。
 
仕事でも「話すことを楽しむ」を相手に伝えられると、スキル以前の基本のところで、それがあなたの印象となって相手の心に残ります。あなたは、いわゆるコミュニケーション能力の高い人でありえるのです。
 
 

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