み なさん。
こんにちは。
儲けの「シナリオ」を生み続ける松野です。
おまたせしました!第5回目のコラムです!
さて、今回は、前回の結びから・・・
「モチベーション」のあがった
社員たちが作り上げた「売れるチラシ」についてお話しますね!
・・・来るわ来るわ。
問い合わせのメール。
う~ん。
やっぱり経営者の皆さんは
「自分の会社の社員が、
自社の商品やサービスを楽しそうに売る姿を見たいんだ・・・」
ナットクです。
多かったメールは、
+++++++++++++++++++++
「そのチラシ」ウチの業種でも使えるの?
+++++++++++++++++++++
でした。
答えは。
『 はい。使えます。 』
なぜなら、「チラシ」そのものではなく
チラシに使っている「コトバ」と「ターゲット」が重要なんですよね。
実例に沿ってご説明したほうが分かりやすいんで、
今回のコラムで取り上げている
「耐震キット」のチラシでご説明しますね。
さて、質問です。
木造住宅の耐震キットの販売のターゲットは?
そうですね?
「地震」の対策をしたい人です。
でもそんな人いますか?
何時来るかも分からない地震対策・・・
その上、美味しくもないし癒されない。おまけにかなりの高額。。。
なかなか見つかりませんよね・・・
そんな時、一人の若い社員が、
「地震じゃなくても揺れるよね。国道沿いとか、線路の近くとか・・・」
「それだ!!!」
その一つの意見から、話がどんどん膨らみ、
もっともっとターゲットを狭くしていったところ。
今回のターゲットは・・・・
「路面電車のソバに住んでいる人」
その人の悩みは何?
どうすれば解消できるの?
それは どう伝える?
そんなことを、とことん考えて、
こんなチラシになりました。
「食器が『カチャカチャ』いわなくなったんよ」(キャッチコピー)
チラシそのものの内容は
「地区別調査のお願い」です
木造住宅耐震強化キット=地震対策にカンペキな商品
でしょ。
地震対策に完璧と言うことは、「揺れに完璧」なわけですよ。
ならば「路面電車の通るたびに揺れることにも完璧な商品」
だから、導入後「気にしていなかった」いや「あきらめていた揺れ」
までがピタリと止まる。
こんな「お客様の声が多い」
ので、線路脇にお住まいの皆様に「意見」を聞きたい。
というものです。
普段の生活に「効き目がある」ことを
チラシで伝えたのです。
これを導入された「お客様の声」が冒頭のキャッチです。
リアルでしょ?
その地区の人にしかわからないから、
その地区の人には、シッカリ届くコピーなのです。
1000件の配布で、
問い合わせが何件あったと思います?
なんと
32件ですよ!!
その上成約に至ったのが 5件 !!
「チラシ」を使ったことのある人には驚きの結果だと思います。
正直、コンサルの僕も驚きました。(正直でしょ?・笑)
そこからの「口コミ」も発生しまして、
もう「チラシ」としては恐ろしい結果を出しました。
もちろん「技術者」や「フォロー」等「商品力」もありますがね。
これまで、その「商品力」では売れなかったんですから
この結果は会社の中がお祭り騒ぎですわ。
もちろんそのお祭り騒ぎの真ん中には
あの「若い一社員」がいました。
どうです?
ポイントは「リアルなお客様の声」
と
「ターゲット」の選定。
この2つです。
僕の関わっているマーケティングの「実践塾」でも
よく「チラシ」については論議が行われます。
結果が出てこその「チラシ」戦略的に作らなければなりません。
チラシに限らず、最重要ポイントは
「お客様の声」ですね。
「お客様の声」はすぐにでも集めてください。
もちろん「良い声」ですよ!
じゃあ、それはどうやって集めるのよ!!!!
ですよね。
文字数の都合上、
ココからは次回です。(笑)
そうそう。
僕が作ったチラシの中では、
ターゲットを絞らない、「大量配布」と「捨てさせない」
ことに特化したものもあります・・・
そう、あのエクスペリエンスマーケティングの藤村先生のセミナーではおなじみの「号外チラシ」です。
機会があればお話しますね!