スマートフォンの普及でイヤホンの利用者が増え、それに伴ってバリエーションも豊富になっています。
特に注目したいのは「寝ホン」。超小型のイヤホンで、横になって寝ても違和感のないイヤホンが、1つのジャンルとして台頭しています。
今回は、この「寝ホン」の活用例と、おすすめの製品をご紹介したいと思います。
■入眠を助ける「寝ホン」
物音が気になって眠れない方もいれば、静かすぎると眠れない方も。万策を尽くしても眠れないという方は、「寝ホン」を試してみてはいかがでしょうか?
「寝ホン」はまず、耳栓としての役割を果たし、周囲の騒音を軽減してくれます。さらに、イヤホンから音を出すことで「マスキング効果」が得られ、周囲の騒音が気になり難くなります。
高性能な耳栓を使用しても、低音騒音には効果が薄いケースが多く、完全に遮音するよりも、「マスクする」という考え方は合理的と言えます。イヤホンから、雨音、川のせせらぎ、風の音など、低音から高音まで幅広い帯域の音を含んだ自然音を鳴らしておくと、高いマスキング効果が得られ、また、イヤホンから出てくる音自体も気になり難く、入眠を助けてくれるかもしれません。
■寝入る迄の時間を活用
寝つきが悪ければ、目を閉じて休みつつ、その時間を活用して情報をインプットするのも一案です。
「寝ホン」をスマートフォンなどと組み合わせれば、オーディオブック(書籍の朗読配信サービス)を聴いたり、音声の講演教材を聞くことができます。もちろん、聞きながら「寝落ち」するのも良いでしょう。子供への「絵本の読み聞かせ」と同じような効果も期待できます。
日本経営合理化協会の音声講座も650タイトル(7月現在)と増えていて、スマホでより手軽にアクセスできるアプリもリリースされていますので、この機会に活用されてみてはいかがでしょうか?
再生アプリ(iOSのみ対応) :
https://www.jmca.jp/apps/
配信・ダウンロードページ
https://www.jmca.jp/search/list?type=streaming
■おすすめの「寝ホン」 1MORE ComforBudsZ
https://www.amazon.co.jp/dp/B099ZGRYDY
1MOREの「ComforBudsZ」は、「寝ホン」の代名詞とも言える製品です。
最大の特徴は「小ささ」で、小耳の方が装着したまま、横になって寝ても、違和感を覚えないほどです。
また機能として、29種類の自然音が用意され、スマホアプリから選択して再生できるだけでなく、イヤホン本体に転送して、スマホ無しで単独再生することも可能。場所を選ばずに利用することができます。
29種類の自然音の中には、雷といったユニークなものも。雷の音は騒音にも感じますが、安らぎを覚える方も多いようです。雷は極端な例でしたが、もちろん、雨や風といった、気になり難い環境音も沢山用意されているので、気に入った「音」が見つかるはずです。
また、肝心の音質も非常に良好。小型化のために採用されている「バランスド・アーマチュア」ドライバー(音を鳴らす部分)は、元来補聴器のために開発されたもの。ヒトの声が滑らかに聞こえて心地よく、入眠用としても好相性です。良い音は眠気を誘うもの。お気に入りの音楽を聴きながら寝入るのも良いでしょう。