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- 作間信司の経営無形庵(けいえいむぎょうあん)
- Vol.16 「新商品」改良のアイデアと執念
9月10日(火)に株式会社あきたこまち生産者協会(社長 涌井徹氏)の新商品発表会に出席し、その開発姿勢とリーダーの執念に感動を覚えた。
「お米」という素材で改良余地もそれほど残されていない様にも思えるが、無洗米や発芽玄米など、世の中には、ヒット商品も次々出ており、同社の無洗米をもっと改良した「マイナスイオンこまち」は、社運を懸ける程の一大決心が伺える。
「マイナスイオン」特性の第一人者と炊飯技術者、精米技術開発・・・各分野で日本最高の方々を顧問に迎え、日本一の味と品質づくりを目指した結果、精米 工場自体もマイナスイオン環境に作り直し、炊き上がった後も長時間おいしい「あきたこまち」が出来上がったそうである。
「農業」と「マイナスイオン」。とても結びつきそうにない異発想から画期的商品が生まれ世の中を一変させる。脱業界常識は、言葉で判っていても社長の執念からしか生まれない。
数年後、NHKプロジェクトXに出ているかも。
「あきたこまち生産者協会」 http://www.akitakomachi.co.jp/