勤務成績と仕事力が評価され、報われることが実感できると、やる気と向上心は高まり、仕事に対する意欲が増します。
管理職の役割は、部下から 大切な時間を預かる労働時間の管理責任者(タイムキーパー) です。同時に、提供された部下の「仕事力」を活用し成果に結び付ける職場の品質管理の責任者であり、部下一人ひとりの勤務成績の評価を担当することの重大さ、責任の重さを理解することで管理監督者としての自覚が高まります。
職場は常にワンマンワンボスの精鋭組織でなければなりません。職場の責任者として管理職がリーダーシップを発揮できることで、調和が生まれ、組織は活性化します。
精鋭組織が実現し、管理監督者それぞれの権限と責任と義務が明確になれば、仕事は能率よく処理されます。それは同時にトップから発せられる指示命令が正しく現場に届くことであり、現場からの正しい報告は速やかに情報としてトップにもたらされる。命令と報告のダイナミックな反復が経営判断の精度を高め、スピードを速めます。
制度が定着し、社長ご自身が賃金決定の苦労から解放された時、より高度な経営判断に専念できる余裕がうまれます。