タイボ+スプレッドとは何か?

金利は「タイボ+スプレッドで借りなさい」と言い続けています。 タイボ(TIBOR)とは、Tokyo InterBanking Offered Rate の5つの頭文字からなる名称です。
銀行は毎日、銀行間でお金の貸し借りを行います。銀行はお金の貸し借りをすることで、手元の現金量を調整しているのです。
このお金の貸し借りの場を、コール市場といいます。1日のうちに膨大な貸し借りが銀行間で行われ、その平均値が算出されます。 日々、コール市場でのお金の需給バランスによって、金利が変動します。そのため、最も直近の資金需要を反映している金利が、コール市場の金利なのです。
このコール市場のうち、東京の銀行間で行われている日々の変動金利が、タイボです。
日本経済新聞の20ページあたりに、毎日掲載されています。東京地区は最も多くのお金が動くコール市場なので、日本の標準金利として、扱われているのです。
ICOが勧めるのは、タイボ+スプレッドです。タイボは、銀行にすればお金の仕入れ金利です。そして、スプレッドは、上乗せの意味を持ちます。仕入金利であるタイボに上乗せする、銀行にとっては利ザヤとなる金利です。
お金を借りる側からすれば、このスプレッドをいかに低く抑えるかが大事になってきます。タイボは市場の相場金利なので、いじりようがありません。
しかし上乗せとなる“スプレッド”は、融資を受ける会社の決算書と銀行交渉力によって、会社ごと、大きな違いがあるのです。このスプレッドが決まるには、会社の決算書が大きく影響します。決算書によって決まるのが、スコアリング(銀行格付け)です。
後編(2026年9月1日公開予定)では、スコアリングに強い決算書をつくるポイントなどを紹介します。



























