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保険金の「年金受取払い」をご存知ですか?
不慮の事故や急病が原因で経営者がお亡くなりになり、多額の保険金が会社に入ることになったとします。その場合、保険金は益金計上となり、課税対象となります。それを防止するには、保険金を数年に分割して受け取れる「年金受取払い」という特約を結んでおく必要があります。
が、法人保険に特化しない、地域のいわゆる保険のおばちゃんレベルの方だと、多くの場合、この「年金受取払い」のことを、ご存知ないのです。
それは、この特約が、基本契約締結後にしか加入できない、特約事項だからです。つまり、契約をとってなんぼの方は、契約後のことをあまり勉強していないのです。
知らないのをいいことに、“年金受取払いというのを聞いたんだけど”と言っても、“うちでは扱っていない”などと平気で言ったりします。
会社で保険をかけるなら、少なくとも法人保険に特化している専門の方で、幅広い知識をもっておられる方を窓口として、契約をしてほしいのです。