「渇望するくらいの自己実現欲求があるか?」
(昨日書いたこと)
台湾と同様のスピード感を感じる日本APRAメンバーは、もう引退されているがLFCの井上武さん、物語コーポレーションの小林佳雄さん、現役ではリハプライムの小池修さん、つばさホールディングスの猪股浩行さん、長坂養蜂場の長坂善人さん。
台湾APRAメンバーや上記の5人と他のトップとの決定的違いはたった一つ。
このたった一点が、企業成長に大きな格差を生み出す。
正確にいえば、企業という子どもの成長機会を奪い、潜在成長力の顕在化をわざわざ抑え続けている。
これは大きな社会的損失、「この数十年で日本は莫大な富を失った」訳だ。
明日、「このたった一点の違い」を述べるので、まずはご自身で仮説を立てておいて欲しい。
たった一点の違いは、「渇望するくらいの自己実現欲求」の有無。
マズローの欲求の五段階
「生存の欲求」が満たされると
「安全の欲求」を求め
「安全の欲求」が満たされると
「愛と所属の欲求」を求め
「愛と所属の欲求」が満たされると
「他者承認の欲求」を求め
「他者承認の欲求」が満たされると
「自己実現の欲求」を求め始める。
「自己実現」とは、自分が内在してきた「可能性の種」を「お役立ちの花」に咲かせること。
「自己実現の欲求」が高い人とは、「可能性の種」を全て咲かせたいと思う人。
その願望が「渇望レベル」の人とは、「可能性の種」の一個もあの世に持ち越したくない!
100%開花以外にはない!
こう強く想っている人。
恐いのは「小成功病」。
まだ「種」が半分以上残っているにも関わらず、ある程度、成功すると発芽を止めてしまう。
分かり易い例でいえば、100億企業にできる「器量の種」を持ってきたのに、10億くらいで止めてしまう。
残りが90個もあるのに、勿体ない。
自分を愛している人とは、自分の「未見の我=可能性の種」を愛している人のこと。
臥龍が出会った経営コンサルタントの多くは、臥龍よりも潜在能力は大きい。
しかし、「未見の我=可能性の種」をまだまだ持ち越している人が多い。
そして臥龍は、35歳のとき、「自己実現の欲求」の上にある「自己超越の欲求」を発見した。
今はこの中間、5.5次欲求の日々を生きている。
明日は、道元禅師が語られた「自己実現の欲求」に気付く大きなきっかけを書いてみる。
台湾より愛を込めて。臥龍